ざ
つ
だ
ん
。
(07/01/01 ~)
07/01/15
・遅くなりましたが。
新年、明けましておめでとうございます。年末から年始にかけて、公私共に多忙でしたので更新が滞ってしまいました。ここの雑談を楽しみにしてらっしゃる方 (そんなには居ないと思いますが) には申し訳なく思っております。
・
Skype のハンドセット
会社では VoIPVoice 社の
CyberPhone Kを使っています。これは
"skype 社公認"のハンドセットで、投売りで 2,500 円程度で売られていた事もあったようです。コイツが便利なのは、ハンドセットから着信音を出せたり、
Skypeとの連動機能があったりする事です (ハンドセットを取ると
Skypeが自動的にアクティブになったりする)。連動機能を使うにはソフトウェアのインストールが必要なのですが、
Skypeがアップデートされると、添付のソフトウェアでは正常動作しなくなります。そのときは
こちらからソフトウェアを DLしてインストールしなければなりません。
で、今更
CyberPhone Kを探そうとすると、投売価格で売っている所はもう少ないようです。普通価格でいいのであれば、
CyberPhone Wという後継機が出ていますので、どうせならこちらがよろしいかと思われます (これも
Skype社公認です)。
キーボード&マウスを併用する事を考えるとヘッドセットの方がいいのですが、ヘッドセットは装着が煩わしいですからね。ちなみに
CyberPhone Wのモデル違いに
CyberSpeker Wというのもあります。こちらは
CyberPhone Wにハンズフリー機能が付いているものです。キーボードの打鍵音を拾ってしまいそうなので、相手には少々ウルサク聞こえてしまうかもしれませんが、これはこれで良さげです。
・
Skype for PocketPC
無線 LAN 機能があれば、PocketPC を
Skype端末として使えます。当方の
h2210 で試してみました。あいにく、無線 LAN カードを持っていなかったので、有線 (10-BASE) でやってみました。インストールは CAB から実機でインストール。Wi-Fi がどうたら言われますが、ネットワークさえ存在すれば有線だろうが、
ActiveSync経由だろうが通話できます。PocketPC だと常にハンズフリー状態なので、イヤホンでも挿しておかないと通話が丸聞こえになってしまいます。喋る時は PocketPC に向かって話しかけるので、トランシーバみたいな利用形態になります。感想はというと、これがまた「普通に」使えます。さて、今ではめっきり見かけなくなった CF 型の無線 LAN カードでも仕入れてみますか ...。
... 仕入れてみました。ブツは
I ・ ODATA WN-G54/CFです。
h2210で普通に使えています。そうこうしていると、
ASUS の Skype フォン情報が。只の Skype フォンではなく、VoIP にも対応ですか。オフィスに無線 LAN があるのであれば買いの逸品でしょうね。
・ベトナム (ハノイ)
ちょっとした訪問記を。
・ベトナム (ノイバイ空港)
規模は日本の地方の空港程度でしょうか?熊本空港とどっこいといった所です。トイレは
INAX 製です。
・広告
空港近くだと韓国系の広告がよく目につきます。Samsung とか LG とか。ハノイ市内は結構多国籍な広告なのですが。
・交通事情 (ハノイ)
右側通行です。片側 3 車線あっても信号は数キロごとにしかありません。歩行者はこれを歩いて渡る必要があります。自転車やバイクはある程度避けてくれますが、車は止まりませんし避けてくれません。その昔
"フロッガー"というゲームがありましたが、アレを現実世界でやる事になろうとは夢にも思いませんでした (^^A;
車に乗っていると、クラクションは鳴らしっぱなしです。これは前の車やバイクに「後ろにいるぞ」と警告するためのようです。大きな交差点のある信号のない道路の近くで内側の車線を走っていると「ハザード」を付ける事がありますが、これは「俺は直進すっぞ」の合図らしいです。
・ベトナム語
日本人が発音するのはキツイです。
声調記号が 6 つもあります 。発音はほぼローマ字読みで OK なのですが、声調でアウトです。英語はホテルでもアヤシイです。一般人にはまず通じません。元々は漢字圏の国なので、漢字由来の発音が日本語に近い単語も結構見受けられます。ちなみに、ハノイとホーチミンでは方言みたいなものがあって、結構通じないらしいです。
・食事
ウマイです。今回、口に合わないのは 3 つだけでした。
- マムネム
茹でた豚肉に付いてきた " ごまだれみたいな見た目 " の調味料。ニョクマム (魚醤) と同じような原材料なのに、腐敗臭がします。私達はこれを使わずにニョクマム (魚醤) で食べてました。
- パクチー
香菜です。春菊程度の香菜は可愛いもんです。現地のパクチーを食べて日本人が嫌がる理由が解りました。味がずーっと口の中に残るのです。春菊の 10 倍位は口の中に残るので、ゴハンを食べてもパクチーの味がします。基本的に日本人は強烈な味のするものは " 短い時間のみ有効 " という考えがあるので、コレには抵抗があるのでしよう。
- バナナ
最強です。これだけは無理です。ここでいうバナナは料理の付け合せに出てきた青いバナナの薄切りの事です。青いバナナと言っても日本で見る完熟してない固いバナナではなく、それよりもっと前の " 甘みすらしない " バナナの事です。あまりに未熟なので皮と中身が剥がれません。つまり、" 皮ごと "5mm 厚程度にスライスされて出てきました。味は、"
苦くて渋い " です。これを 5 枚まとめて口に入れて咀嚼して飲み込む芸当ができる日本人はそう居ないと断言します。だって、
生理的に受け付けないんですよ?
一枚ですら、体が受け付けず吐き出そうとするのに。
ベトナムに行くことがあったら、罰ゲームはコレ ですね。ちなみにこのバナナと一緒にスターフルーツ (ケロロ軍曹の好物ですね) もありました。こちらは流石に美味しいんですが。
ベトナム料理は全く辛くありません。唐辛子等も薬味としては使われていますが、それをふんだんに使った料理なんてのは見た事がありません。
お米はタイ米と違い短粒種です。透明感がありませんが、形だけなら日本のジャポニカ種と大して変わりません。匂いも普通のゴハンっぽいです。粘りはあまりなく、結構ポロポロします (固いわけではないです)。味はやっぱりゴハンです。失礼な形容が許されるならば
"炊飯ジャーに入れっぱなしで 1 日置いたゴハン"に近いですね。
ベトナムと言えばニョクマム (魚醤)。同じようなものはタイだとナンプラーですか。味はそうだなぁ ... まんま
"だし入り醤油"ですね、何にでもニョクマム付けて食べれます。日本人は食事が合わなくて困る事はないでしょうね。
ちなみにいつも昼食で食べてたのはコレでした。
- 皿の下にあるもの
鶏肉を茹でたか蒸したものです。味付けはありません。塩にライムのような柑橘類を搾ってそれに付けて食べます。上に乗ってる緑のものは恐らくパクチーの千切りです。
- 皿の右にあるもの
多分、牛肉と玉ねぎ等の炒め物です。味付けは塩・胡椒とニンニクでしょう。
- 皿の左にあるもの
豚肉とネギ (ニラ) のようなものを炒めたものです。味付けはニョクマムとニンニクでしょうか?豚バラをニンニク醤油で炒めたような味です。
- 皿の中央上にあるもの
ホウレンソウ系の野菜 (日本で見るホウレンソウとは葉の形が違う、茎の部分はアスパラに近い食感がある。空芯菜?) のバター炒めです。一緒にニンニクの粗微塵が入っています。
- 右上のスープ
真似て作ってみた事もあるので、大体想像が付きます。中身はササミをほぐしたもの、シイタケの薄切り、溶き卵、コーン少々です。スープは鶏ガラスープに塩・コショウとそこへ米の粉 (日本で言う上新粉) が入っており、トロミ付けに片栗粉です。やさしい味がします。米が入っているのでスープというよりお粥のような風味がします。塩味もそれほど利いておらず、どちらかと言えば甘い感じがします。ベトナムはフォーといい、米粉を使った料理がよくあるようですね。小さなお子さんがいらっしゃる家庭なら一度作ってみる価値はあるかもしれません。そのうち詳しいレシピを書きます。
その他に食べた物としては
- トマトとアサリのスープ
鶏ガラスープにトマトとアサリが入っています。甘酸っぱい味がしますが、この甘さの正体はパイナップルです。日本では食べることのない芯の部分が薄くイチョウ切りになって入っています。パイナップル自体は殆ど味がしません。パイナップルの見た目はダイコンみたいです。ゴハンにかけて食べるとリゾットっぽいです。
- 貝のスープ
でっかいアサリのスープ。塩味にガンガン入れてあるショウガの千切りがアクセントです。ショウガがもう少し少なければ日本でもありそうな味です。ゴハンにかけて食べると幸せです。
- 茹で豚肉
マムネムとバナナが付いてくるのである意味オススメです (^^;
- 茹で海老
本場ですよね、エビは。
- 鶏丸揚げのブツ切り
首のトコとかボンボチとか本当に適当にブツ切りです (適当とは言え、ちゃんと部位に沿って切ってあります)。骨が気にならないのであれば、普通に美味しいです。
- 何かの魚と何かの肉の煮物
肉はともかく魚はキビナゴの "骨太" 版といった所。甘辛い醤油の煮付けみたいな味がします。ニョクマムかな?ゴハンにかけて食べると、脂 70% オフのサンマ缶をゴハンにかけて食べている様な錯覚を覚えます。「... ここ日本だったっけ?」
まだ食べた気がしますが、覚えていません。覚えていない位に普通に食べれます。
そう言えばフォーは食べてないです。ちなみに日本で "フォー" と呼ばれるものは現地の発音では「ファー?」に聞こえます (ホーチミンではどうか知りませんが)。ゴルフでキャディさんが言うあの「ファー (↑)」に近いです。「フォー (↓)」では絶対に通じないので、注文するときは語尾を上げて「
ファー? 」と言ってみましょう。
・飲み物
コーラ等は "冷えてません"。冷たくしたい時には氷を入れるそうです。ちなみにビールにも氷を入れて飲むそうです。水はミネラルウォーターを確保する必要があります。"La vie" かコカ・コーラ社の "Joy" ですか。私らはもっぱら "Joy" を飲んでました。600ml で 30 円でしたか。
ハノイのウォッカは日本人に合うと思います。何故なら "原材料が米" だからです。39.5 度のウォッカでも飲みやすいですよー、なんてったって実質 "焼酎" ですからね。お酒はあちらでは "乾杯" なので、一気飲みがデフォルトです。杯に注がれたら空にしなくてはなりません。
お茶は濃い目の緑茶です。発酵系や混ぜ物系ではなく純粋に緑茶ですので日本人ならほっとする味です。ちなみに「チャー」と言えばお茶が出てきます。
タバコは "Vina Taba" という現地のタバコがあります (箱が金色です)。10,000VDN ですから日本円で 70 円程度です。意外にクセがないので吸いやすいですよ。食事の味付けが日本人好みなので、タバコも結構イケます。
・ベトナム (ハノイ) の通信事情
ADSL が普通に引けますが、よく止まります。私の赴いた所では半日止まったりがザラでした (
台湾地震前の事です)。で、本当に回線が切れているかというとそうではなく、ブラウザで Web が閲覧不能な状況でも
Skypeや
Windows Live Messengerは利用可能だったりします。これはどういう事かと言えば、
止まっているのは DNS サーバのみ。
という事なのです。よって、ブラウザで Web 閲覧だけできればいいのであれば、ブラウザに
"IP アドレスで提供されているプロキシサーバ"を指定してやればいい (ドメインネームで公開されているものは、"DNS サーバが死んでいるので利用不可 " ですから) ですし、その他の通信もやるのであれば利用規則に反するかも知れませんが、
日本で使っている DNS を指定してやれば OKです。この現象の意味する事がしばらく解らなくてパニックに陥りました。
台湾地震の件 で繋がりにくいのとはまた別の要因なので注意が必要のようです。ベトナムは ADSL 加入件数に比べてバックボーンがかなり貧弱に思えます。低価格で高信頼性を持たせるには
といった事を検討しなくてはならないでしょう。日本からの専用線もありますが、ISDN 並み (本当に ISDN かも) の通信速度で、70 万円 / 月とかだったりするようです (^^A;
07/01/16
・レシピ
ベトナム料理で食べた物の再現レシピです。90% 程度には似ています。
・青菜の炒め物 (一皿分)
- 用意するもの
材料 |
分量 |
ホウレンソウ (or 空芯菜) |
1 束 |
乾燥ニンニクスライス |
適量
|
乾燥唐辛子輪切り |
適量 |
バター |
30g |
塩 |
少々 |
コショウ |
少々 |
- 作り方
- 小皿に "乾燥ニンニクスライス" と "乾燥唐辛子輪切り" を入れ、そこにぬるま湯を注いでふやかしておきます。
(生のニンニクと唐辛子でも代用可)
- ホウレンソウをザク切りにします。えぇ、適当で。
- "乾燥ニンニクスライス" と "乾燥唐辛子輪切り" を取り出し、水気を切っておきます。"乾燥ニンニクスライス" は適当に刻みます。
- フライパンにバターを入れて強めに熱します。
- ニンニクと唐辛子を軽く炒めます。
- ホウレンソウの茎の部分を先に入れて軽く炒めます。
- 時間差でホウレンソウの葉の部分を炒めます。
はい、出来上がり。ポイントは強火で手早く作ることです。ホウレンソウから汁が出てくる前に頂きましょう。
・お米スープ (御椀でなら 6 杯以上はあるのでは?)
- 用意するもの
材料 |
分量 |
ササミ |
50g |
卵 |
1 個
|
鶏ガラスープ粉末 |
小さじ 3 |
乾燥シイタケのスライス
(生でもいいですが、せいぜい 1/2 個程しか使いません)
|
5 枚程度
(なくてもいい)
|
コーン
(なんならミックスベジタブルから抜いて下さい)
|
10 粒程
(正直なくてもいい)
|
上新粉 |
大さじ 2 ~ 3 |
片栗粉 |
大さじ 2 ~ 3 |
塩 |
少々 |
コショウ |
少々 |
- 作り方
- シイタケを千切り (乾燥シイタケの場合、割れて粉になってもいいです) にします。
- コーンも軽く刻んでおきます。
- お湯を沸かしてそこへ塩を少々入れてササミを茹でます。
- あまり固くならない程度でササミを引き上げてちょっと冷めたらほぐしておきます。
- 鍋に水 900ml を張り、乾燥シイタケを入れます。コーンが冷凍ならばここで一緒に入れます。
- 沸騰したら火を弱めて鶏ガラスープ粉末を加え、よく混ぜます。
- 再度沸騰させます。
- 溶き卵を入れます。
- (生シイタケや冷凍でないコーンを使う場合はここで投入)
- ほぐしたササミを入れます。
- 2 ~ 3 分煮込んで味を見ます。塩とコショウで味を薄めに整えます。コショウは控えめにして下さい。
- 火を止めます。
- 水 100cc に上新粉と片栗粉を入れて溶かします。
- 水溶き上新粉&片栗粉を回しながら鍋に入れます。
- 中火にしてよく混ぜます。
- 透明感が出て、ふつふつと泡がでてきたら弱火にします。
- 5 分程煮込んで完成です。
- 御椀やスープカップ、マグカップに注いだら、軽くコショウを振ります。
こっちも簡単ですね。御椀やスープカップ、マグカップに注いだら、軽くコショウをふって食卓に出します。実際に食べてみると「11.」で味をみたときより、甘くやさしい感じのスープになっていると思います。
上新粉は入れすぎると米の匂いが気になってきますし、片栗粉を入れすぎると " あんかけ " になっちゃいます。最初は大さじ 2 ずつで作ってみるのがいいかも知れません。上新粉のかわりに白玉粉 ... はやめましょう。餅米特有の匂いのせいで風味がちょっとばかり悪くなります。上新粉がなければミルミキサーでお米を挽くか、すり鉢でするか、冷御飯をすりつぶすかすればいいと思います。最も簡単な代用品は「" 濃い " 米のとぎ汁 1 リットル」でしょう。
シイタケはあると風味が増しますが、入れすぎるとスープの色が濁りますので程々に。幼稚園児でもどんぶり一杯程度は軽くイケます。朝食にいいかもしれませんね。トロミがついているので電子レンジでの加熱にはご注意。普通に温めたつもりでも " 飲んでみると意外に熱くてヤケド " なんて事にならないようにしましょう。
07/01/23
・ Windows
今月末は Vista が一般に手に入るようになります。そこで、なんとなく Windows 回想録。
・ Windows3.1
16bit な Windows。
- 1993/05/18 発売
- MS -DOS プログラムもほぼ問題なし。
- つーか、Windows を終了させれば MS-DOS に戻る事ができた。
- リアルモード / プロテクトモードで動作した。
- OS というよりは Shell に近いか?。
- GUI がプログラムマネージャとファイルマネージャに分離しているので、操作性を補うべくランチャが多用された。
- PC メーカが独自のランチャを載せる事もあった。
- Win32s で限定的ながら Win32 アプリを動作させる事が可能。
- Delphi との付き合いはこの頃から。
アプリケーション |
バージョン |
InternetExplorer |
4.01 |
Windows MediaPlayer |
(Video for Windows)
|
DirectX |
(WinG) |
PnP |
× |
USB サポート |
× |
NEC PC-98 |
○ |
・ Windows95
32bit な Windows... とは言え、16bit アプリケーションも動作した。
- 1995/11/23 発売
- MS-DOS プログラムもほぼ問題なし。
- SX-Window に慣れていた身には GUI での新鮮味は大してなかった。
- OSR と呼ばれるバージョンも存在し、後期には FAT32 や暫定的ながら USB が利用できた。
- PnP にも対応。
- IE と Explorer を統合するには、IE4->IE5.5 の順でアップデートする必要がある。
アプリケーション |
バージョン |
InternetExplorer |
5.5SP2 |
Windows MediaPlayer |
6.4
|
DirectX |
8.0a |
PnP |
○ |
USB サポート |
△ |
NEC PC-98 |
○ |
ServicePack |
SP1/OSR |
[ このサイトでの記事 ]
・ Windows98
Windows95 の後継 OS。
- 1998/07/25 発売
- MS- DOS プログラムもほぼ問題なし。
- アクティブデスクトップにより、IE と Explorer が統合されている。
- FAT32 正式対応。USB も正式対応 ... なハズなのだが、うまく動作しない事も多い。
- 2.2GHz を超えるクロックの CPU な PC にインストールすると
エラー になる。
- SP と HotFix で後述の 98SE に近づける事ができるが、完全に同一にはならない。
アプリケーション |
バージョン |
InternetExplorer |
6.0SP1 |
Windows MediaPlayer |
9.0
|
DirectX |
9.0c |
PnP |
○ |
USB サポート |
△ |
NEC PC-98 |
○ |
ServicePack |
1 |
[ このサイトでの記事 ]
・ Windows98 SecondEdition
Windows98 のマイナーチェンジ。
- 1999/09/10 発売
- MS-DOS プログラムもほぼ問題なし。
- USB 対応、ドライバさえあれば USB 機器は問題なく繋がる事が多い。
- 汎用的なストレージでもドライバを要求される事が多い。
- やけにコアなファンが居る。
アプリケーション |
バージョン |
InternetExplorer |
6.0SP1 |
Windows MediaPlayer |
9.0
|
DirectX |
9.0c |
PnP |
○ |
USB サポート |
○ |
NEC PC-98 |
○ |
[ このサイトでの記事 ]
・ Windows MilleniumEdition
Windows98SE のマイナーチェンジ ... だけではない。
- 2000/09/22 発売
- MS -DOS プログラムが動作しない事がある。MS-DOS な計測機器を扱う場合には互換性の問題が出てくる。
- USB 対応。汎用的なストレージではドライバを要求されない。
- 実は UPnP 対応。
- システムの復元をサポートしている。
- 散々酷評されているが、MS-DOS プログラムを動作させないのであれば、言われている程は酷くない。USB 等の事を考えればむしろ扱いやすい OS だ。
アプリケーション |
バージョン |
InternetExplorer |
6.0SP1 |
Windows MediaPlayer |
9.0
|
DirectX |
9.0c |
PnP |
○ |
USB サポート |
○ |
NEC PC-98 |
× |
[ このサイトでの記事 ]
・ Windows NT3.51
GUI が Windows3.1 な NT。詳細は今となっては覚えていない。
[ このサイトでの記事 ]
・ WindowsNT4.0
32bit な Windows。Windows95 の GUI と同等。
- 1996/12 発売
- PnP がないのでハードウェアの増設時には難儀するが、逆に PnP がない分、一度安定動作すれば "鉄板" な安定度がある。
- マルチメディア関連が弱いが、ビジネス用途では問題ないレベル。
- HotFix に地雷がある事も。
- メモリは 128MB あればそれなりに快適に動作する。
- SP なしのノーマルな CD では 4GB を超えるパーティションへインストールできない (8GB を超える HDD にインストールするにはコツが要る)。
- IE と Explorer を統合するには、IE4->IE6(要 SP) の順でアップデートする必要がある。
- SP6a をインストールしないと一部の Win32API が使えないので注意。
アプリケーション |
バージョン |
InternetExplorer |
6.0SP1
|
Windows MediaPlayer |
6.4
|
DirectX |
3.0(公式には) |
PnP |
× |
USB サポート |
× |
NEC PC-98 |
○ |
ServicePack |
6a |
[ このサイトでの記事 ]
・ Windows 2000
NT 系の OS。
- 2000/02/18 発売 (2000/02/17 ではない。
Wikipedia の方が間違っている !! )
- 累積された WindowsUpdate の数には物凄いものがあるが、安定していて扱いやすい。
- PnP と USB に対応しているので、特に難しい事もない。
-
ウィンドウのアルファブレンディング に対応。
- メモリは 256MB あればそれなりに快適に動作する。
-
PC-98 で動作する最新の Windows 。
- 出た当初は酷評された記憶があるが、MS- DOS アプリ /16bit アプリを使っていたユーザの批判だったのではないかと推測する。Win9x 系の OS から乗り換えたら、確かに混乱しそうではあるが。
アプリケーション |
バージョン |
InternetExplorer |
6.0SP1
|
Windows MediaPlayer |
9.0
|
DirectX |
9.0c |
PnP |
○ |
USB サポート |
○ |
NEC PC-98 |
○ |
ServicePack |
4 |
[ このサイトでの記事 ]
・ Windows XP
NT 系の OS。現在、最もユーザが多いと思われる OS。
- 2001/01/16 発売
- Windows95 から 2000 ( Me )迄続いた外観ではなく、Luna と呼ばれるビジュアルスタイルになっている。
-
SP1 以降では MCE 用のリモコンが使える ようになった。
- Windows 史上、" 最も長く最新 " だった OS。よって、それなりに安定している。
- メモリは 512MB あればそれなりに快適に動作する。
- UPnP とシステムの復元に対応している。
- NETBEUI が省かれている (CD には存在する) ので、困ったヒトもいたかもしれない。
- フォントの幅が変更になったので、XP 以前にリリースされたアプリケーションを XP 上で動作させると入りきれなくてレイアウトが崩れる現象が起きた。
- 個人的には
BartPE が作れるのも楽しみの一つ。
- インストール時にアクティベーションと呼ばれるユーザ認証が行われ、不正ユーザを排除する機構がある。
- アルファブレンディングを用いたカラフルなアイコンが使えるようになっている。
- コマンドプロンプトで TAB による補完がデフォルトで有効になった。
- メモ帳が「Ctrl+S」をやっと覚えた。
アプリケーション |
バージョン |
InternetExplorer |
7.0
|
Windows MediaPlayer |
10.0
|
DirectX |
9.0c |
PnP |
○ |
USB サポート |
○ |
NEC PC-98 |
× |
ServicePack |
2 |
[ このサイトでの記事 ]
バージョンは最終的にアップデート可能な最新版です。で、Vista は ...
今月末に発売されます。
07/01/24
・無線 LAN
802.11n のドラフト 1.10 が可決されたらしい。
昨年 5 月にドラフト 1.0 が否決された時は、「ドラフト 1.0 準拠の製品が市場に出ているのにどうすんだろ?」と思った事でしたが、とりあえずは製品化に一歩前進と言ったトコロ。
さて、802.11n と言えば通信速度の向上。高速化の恩恵に肖れるのは "どうしてもケーブルを引き回せない箇所に無線 LAN を使っている" というケースでのリプレスではないでしょうか?外部アンテナの類を発見できませんでしたので、長距離を AP 間通信 (リピータ /WDS) で結ぶのはまだ先の事になるのでしょうが、隣接する建物程度ならどうにかなりそうです。
802.11n の高速化技術の一つに MIMO というのがあります。これは "無線のアンテナを複数用意して並列でデータを送受信する" 技術の事です。この技術は 802.11n 以外の製品にも採用されています。つまり、MIMO 対応製品というのは市場には「802.11n」と「802.11n 以外での MIMO 技術を用いたもの」の 2 つがある事になります。少しややこしいですね。
無線 LAN 製品では最大手と思われる Buffalo は "MIMO 技術を使った 802.11n(ドラフト) 準拠" でない製品の販売を中止しています。MIMO 技術を使った現行製品は 802.11n(ドラフト) 準拠のものしかありません。その他のメーカでは 802.11n でない MIMO 製品が現行製品で存在します。
以上のものは 802.11n でない MIMO 技術を使った製品です。話を元に戻すと、AP 間通信を高速化したければ "802.11n" か、"MIMO 対応製品" を使えばいい事になります ... なのですが、実は AP 間通信のできる製品は限られているのです。
とりあえず、めぼしいのはこの2機種だけです。しかもアクセスポイントではなくルータだったりします。"ルータ + アクセスポイント" は理解できます。"ルータ + アクセスポイント + リピータ (AP 間通信)" は複合製品としてアリでしょう。しかし ..."アクセスポイント + リピータ (AP 間通信)" が真っ先に発売されないというのは何かを読み違えているとしか思えません。
問題なのは「AP 間通信に MIMO を使っている」とは一言も書いていない事です。AP 間通信に MIMO が使われていないのであれば、結局
"無線部がボトルネック"となってしまいます。速度向上がたかだか 2 倍程度であっても AP 間通信を高速化したいというニーズは必ずあるはずです。とりあえず、明日にでも "AP 間の通信速度" をメーカに問い合わせしてみたいと思っています。
07/01/26
・
VineLinux4.0
入れてみた。普通にインストールしてみていじったのは
- /etc/X11/xorg.conf をいじって "1280×1024" で表示するようにした。
- KDE をインストールした。
- KDE でフォントを「さざなみ系 (VL ではなく)」にした。
- scim の設定で anthy のキーバインドを MS- IME 互換にした。
- 何故か HDD が PIO で動作していたので DMA で動作するようにした。
とりあえず、こんなもん。フォントもキレイだし、インターネットブラウズしかやらないのであれば
VineLinux4.0 でいいような気がする。その他のサーバ系については後日やりたいと思っている。
ついでに scim+anthy を Vine3.2 にも入れてみた。
# apt-get install anthy scim-anthy scim anthy-el
# setime scim
|
普通なら、これで終了なのですが、私の環境はウィンドウマネージャが KDE で、ディスプレイマネージャが kdm なのですが、ディスプレイマネージャが kdm だと日本語入力できなくなる事がありまして、~/.bash_profile の最後に "setime scim" が入れてあります。
各種設定も GUI で行えます (画面は Vine3.2 の scim です)。右下の IM バーの "SCIM" を右クリックしてメニューを表示させ、「SCIM を設定」を開きます。
[ フロントエンド ]-[ 全体設定 ] の「キーボード配列」を " 日本語 " に変更します。
[IM エンジン ]-[Anthy] の [ 一般 ] タブで入力モードや入力方式を設定します。
[ キーバインド ] タブの「キーバインドテーマ」でお好きなキーバインドテーマ (MS-IME や ATOK) を選択します。
こんな感じで IM の挙動を変更できます。設定ファイルを書き換える等の面倒な操作は一切必要ありません。
全体的な感想としては、サーバ類が殆ど稼動していない事を差し引いても Vine は 3.2 より 4.0 の方が軽く感じます。X 関係も 4.0 の方がキビキビ動く感じです。同一の PC で HDD のみ交換して検証した結果なので間違いはないと思います。
[ 追記 ]
Linux 用 PC の Video は i865 なのですが、Vine3.2 で有効でなかった
DRI が Vine4.0 で有効になっていました 。そりゃ、描画が速いわな (^^; ちなみに DRI ってのは X の描画に Windows と同じ方式を使うやり方の事です (説明を端折りすぎ)。んじゃ、Linux ではどういう描画方式をやっていたかってのは
"X-Deep/32 4.6.5(ジオログ)"を参照の事。
Vine4.0 には skim が入っているようなのですが、相変わらず qt アプリでインライン変換ができません。そういうものなのでしょうか?ちなみに skim というのは scim の qt 版です (説明を端折りすぎ)。
07/01/29
・ DRI
なんで Vine3.2 で DRI を有効にしていなかったのか検証してみた。Linux 用 PC の Video は i865。念のために Intel からドライバを落としてきてインストール。DRI は ... 有効にならない。冗談で [
Device ] セクションの
"VideoRam"を "65536" とかにしたら glxinfo で「DRI が有効」と言われた ... が、実際には描画も遅く、glxgears も動作しない。この MB は共有グラフィックメモリを 16MB までしか確保できない (i865 の制限?) ので、64MB とかにできる訳がない。
"VideoRam"が "16384" だと「DRI が無効」と言われているにも関わらず "glxgears -info" で 200 台前半の数値が出る。よくわからんなぁ ... 多分、前回もそんな理由でホッタラカシだったのだろう。
・ Vista
いよいよ明日発売になります。この雑談を書いている時点で 12 時間を切っています。ライター各氏が Vista を持ち上げたり落としたりしているのが Vista という OS を如実に物語っていると思います。XP のサポート期限が大幅に延長されてしまったので、Vista 搭載 PC が多勢を占めるにはかなりの時間を要する事となりそうです。せめて Vista 対応地デジチューナーカードが単体販売されていれば盛り上がり方も多少は違ってきたんでしょうが ...。
とりあえず、02/01 からはメイン OS を Vista に変更する事にしようと思っています。
・
【特別企画】 Vista 時代を快適に過ごすハイエンド環境【一回目:ワイド液晶編】 に異論。
そんなに高価なディスプレイを購入する位なら、"17 インチ液晶 ×2"+"256MB な VIDEO カード " の方がいいのではないでしょうか? 1,280×1,024 でいいのなら "19 インチ液晶 ×2"+"256MB な VIDEO カード " でもオツリが来ますし、解像度も「1,920×1,200(=2,304,000)」よりは「1,280×1,024×2 (= 2,621,440)」の方が高いのですが?
それに、ワイド液晶でプレゼンする位ならプロジェクター使った方が手っ取り早いと思います。高精細でないと文字が潰れて見えないようなプレゼンは中高年の方の目にはさぞやツライ事だと思うのですが、いかがでしょうか?
HD な映像を限りなく大きく観るという点ではワイド液晶もいいでしょう。ですが、大きさ (解像度ではなくサイズ) 的には中途半端です。それなら HDMI 端子付きのカードを買って、大型液晶 TV へ出力した方がいいと思いませんか? HD コンテンツを編集 / 再生するのであればフルハイビジョンよりも広い「1,920×1,200」なワイド液晶もアリかとは思うのですが。
・ Vista(その 2)
発売直前記念という事で Delphi/Kylix コーナーの
"Windows のバージョンを本格的に判断する。"を Vista 対応にしてみました。
・ Vista(その 3)
GPU 丸投げのおかげで描画は確かに高速になりました。ただ、その副作用で困った事になる事例が判明しました。"Remote Desktop / Terinal Server" です。GPU 丸投げという事で無駄にキレイな描画をしていますが、これをリモートデスクトップクライアントで描画すると、当然の事ながら Aero は利きませんし、動作が重くなります。また、Linux の
rdesktop 等からは描画が乱れる事があります。
07/01/30
・ Vista
発売記念という事で。
・ DSP 版 XP(Vista アップグレードクーポン付き)
アップグレード申請 ... 試してみたくなるのが人情というものですね。
-
Windows Vista(TM) 優待アップグレードのご注文へ行く。
- 必要事項を記入の上、送信する。
- Mail が送られてくる。
- 必要書類をスキャンした上で Mail で添付して送付する。
- 1 ヶ月半もすればアップグレード CD(DVD) が送られてくる。
という事のようです。まずはプロダクト ID の書かれたシールとスキャナまたはデジカメをご用意下さい。
アップグレード申請には "COA-ID" が必要です。これはプロダクトキーではありません。無料アップグレードであってもメディア代&送料で 1,865 円は掛かりますのでご注意。この際にはクレジットカード / 銀行振込が使えるようですが、手っ取り早いのはクレジットカードでしょう。
詳しくは
を参照の事。
実際にアップグレード用メディアが送られてくるのは 3 月中旬~下旬になるのでマターリお待ち下さい。
・ Vista と SMB
モノによっては以下の設定をしないとネットワークストレージ等に接続できないかもしれない。
- "ファイル名を指定して実行" または "CMD.EXE" から "secpol.msc /s" を実行。
- "ローカルセキュリティポリシー" が起動する。
- 左ペインで [ ローカルポリシー ]-[ セキュリティオプション ] を選択。
- 右ペインで "ネットワークセキュリティ : LAN Manager 認証レベル" をダブルクリック。
- "ローカルセキュリティの設定" タブで "NTLMv2 応答にのみ送信する" になっている所を "LM と NTLM 応答を送信する" に変更。
或いは
Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Lsa]
"LmCompatibilityLevel"=dword:00000000
|
このレジストリファイルを実行 (Business 以下のエディションは "ローカルセキュリティポリシー" が存在しないので注意)。
・ Vista
最初に戸惑うであろう箇所については
昨年 12 月の雑談 に記載がありますので、そちらも併せてお読みください。
・
MSI PM8M2-V
地雷かもしれない。この MB で作った 2 台の PC が同じ時期に同じ症状で昇天した。具体的には電源が入らず BIOS 画面すら表示されなくなってしまう。CMOS クリアも無意味だ。どちらも購入後 1 年以内で発症している。この MB はすでに製造中止だが、ELITEGROUP の
P4M800PRO-Mで置換する事ができる。新規で XP をインストールした場合であればアクティベーションも要求されないのでお手軽にリカバリできる (RAID とかを使っていた場合は不明)。
・
Windows MediaPlayer 11 for WindowsXP
XP 用の MediaPlayer11 がリリースされたようだ。例によって SP2 必須。
・ PC 復旧 (その 1)
電源スイッチと電源がおかしいらしい。調べてみると、スイッチの方は
親の敵とばかりに押した形跡
があり、スイッチが外れていた (電源 / リセット)。それと、スイッチが擦れて押したら出てこない状態だったので、そこら辺にあった "自転車 / バイク用チェーンオイルスプレー" を塗布しておいた。丁度シリコンスプレーが切れていたので。
電源は ... 入んない。ケースファンの一つが回らない (指で回しても固い) ので、負荷が掛って壊れたかな?とりあえず、そこら辺にあった電源を繋いだら正常に動作した ... のだが、電源のサイズが特殊らしく (155×120×85) 普通の電源と交換できない。ATX はおろか SFX でもないようだ。電源には MPT-301 と書いてあるが、
これ とは形が異なる。どうやらこのケース専用の電源のようだ。ケース交換決定っと。明日以降で ...。
・ PC 復旧 (その 2)
NEC ValueStar VL500/3 (PC-VL5003D) 。BIOS 画面でリソース競合エラーが出る。NEC 製の PC でこのエラーが出た場合、正直打つ手がない。CMOS クリアしようが、初期プロファイルに戻そうが、である。この症状には過去 2 度遭遇しているので恐らく間違いない。対処方法は PCI スロットに刺さっているカードを他のスロットに移動してやる事だ。
但し、再発する可能性が高いので、その時は都度カードを抜き差ししなくてはならない。使わない COM ポートや LPT ポートを潰して PCI の IRQ を空いた IRQ に割り振っても治らない。そんな簡単なもんじゃないのだ。つーか、XP マシンで BIOS レベルで競合ってどうなのよ?
このお客さんは NEC に問い合わせて散々タライ回しされて解決しなくて、ウチに電話がきたのだが、
NEC さん、この現象が出たら対処方法ないって解ってるんじゃないの?
まぁ、そんな愚痴を言ってもお客さんは待ってくれない。とりあえず競合エラーは出なくなったが、「最近調子がおかしい」と言われていたので
そりゃ XP で 256MB (共有ビデオメモリ 8MB) じゃおかしくもなるわさ
と言った所、このご時世に 「PC133 のメモリを増設してくれ」 と頼まれていたのを思い出し、512MB 増設。合計 768MB。PC133 は DDR2 メモリより高いのよねぇ ... 最近。
XP は確かにおかしい。"PowerToys" や "窓の手" なんかが山のように入っている。"驚速 XP" のようなアコギな商品を入れた形跡もある。
素直にメモリを積むという思考に至らないアナタは確かにおかしい。
すべてアンインストール。設定を元に戻してやるも Luna が有効にならない ..."Theme サービス" まで止めやがって。もう涙が止まらない。かなり普通の状態に戻したが、何故か IE のデスクトップアイコンだけ表示できなくなったり、アイコンの整列が機能しなかったりとグダグダだ。リカバリーを進言するとしよう。
さーて、「終わった」 と帰ろうとしたが、PC のあの遅さはちょっと異常だった。Duron とは言え 1.1GHz で 512MB メモリであんなに遅い訳がない。だが、IDE を調べてみても PIO ではなくちゃんと DMA になっている ...。
はい、某スレでおなじみ "BartPE" の登場だ。スキャンディスク&デフラグを実行。OS の起動しているディスクに対して行う訳ではないので BartPE 上での速度は客観的な速度だ。常駐ソフトウェアやウィルス対策ソフトに影響されないのだから。
しかし、異常はなかった。それでも疑念は拭えなかったので、BartPE とマルチブートな "メーカ提供の HDD ダイアグツール" を実行 ... あっさり、クイックスキャンで異常が見つかった。
S.M.A.R.T. や Windows のスキャンディスクは本当にアテにならん。
HDD ではないが、遥か昔に PC-98 の MS-DOS でメモリテスト (純正) をやったら異常なしだったのが、Netware でメモリテストやったらエラー出まくりで 「MS-DOS はアテにならん」 と憤慨した事があったな。S.M.A.R.T. にしたって、S.M.A.R.T. が警告出した画面は
"生涯でたった一度しか見ていない"しな。突然死した HDD は山のように見てきたのに ...。
結局 HDD の交換 (内容保証でね) をやる事になりそうだが、流石に現在 AM 2:00 (2007/01/31) なので明日以降となる。あー、そうそう。この投げやりな書き方でお気付きかもしれないが、今回の2台は、
"ウチの会社から売られたものではない"事を断っておく。
07/01/31
・
NEC ValueStar VL500/3(PC-VL5003D)
会社に来たら、頼んでおいた交換用 HDD (IDE80GB) が机の上にあったので、「あぁ、やっぱりやるのね ...」 と思いつつ作業開始。
2006/06/04 の作業 にちょっと似ている。
・ HDD の構成。
元々の HDD 構成はこんな感じだ。HDD はプライマリ IDE にケーブルセレクトで接続されている。
WindowsXP(C:)
プライマリパーティション
(NTFS)
67.01GB
|
データ (D:)
論理ディスク
(NTFS)
2.01GB
|
|
リカバリ領域
プライマリパーティション
(FAT32)
5.54GB
|
未確保領域
1.75GB
|
まず、交換用 HDD を同じように構成する。新しい HDD を「プライマリ - マスタ」にして BartPE から操作。旧 HDD は接続していない。
WindowsXP(C:)
プライマリパーティション
(NTFS)
59.96GB
|
データ (D:)
論理ディスク
(NTFS)
9.03GB
|
|
リカバリ領域
プライマリパーティション
(FAT32)
5.54GB
|
HDD 容量の微妙な違いにより、未確保領域が作れなかったが、まぁよしとしよう。"データ (D:) " にデータファイルがあったが、システムドライブ (C:) は殆ど使われていなかったので "データ (D:)" の容量を若干増やしておいた。また、領域 "データ (D:)" は拡張パーティション上の論理ドライブとなる。
VL500/3 の IDE ケーブルには HDD は一台にしか接続できない。電源コネクタも 2 つしかないので、そのままでは
- CD -ROM 起動
- 旧 HDD をプライマリ - マスタ
- 新 HDD をプライマリ - スレーブ
という事ができない。HDD2 台接続用 IDE ケーブルと HDD 用電源 (IDE-USB 変換ケーブル付属品) を用意して作業を進める。
・リカバリ領域
まず、リカバリ領域を復旧。"旧 HDD をマスタ、新 HDD をスレーブ" にして旧 HDD の OS セレクタから "VALUESTAR Recovery System" を起動。あぁ、リカバリプログラムからは DOS に落ちる事ができないか。ならばと、
- 旧 HDD の OS セレクタから "VALUESTAR Recovery System" を選択。
- [ENTER] キー押下とほぼ同時に [F8] キー押しっぱなし。
- MS-DOS メニューから "4.Step-by-step confirmation" を選択。
- AUTOEXEC を処理しないようにする。
- "SYS D:" を実行。
MS-DOS の起動時に [F8] キーを押下すると "Step-by-step confirmation" 実行ができます。これを使ってリカバリプログラムの実行を阻止する事ができます。シビアな [F8] キー押下タイミングに慣れないのであれば以下の操作でもいいでしょう。
- BartPE で起動
- リカバリ領域の AUTOEXEC.BAT を "_AUTOEXEC.BAT" にリネーム。
- 再起動
- 旧 HDD の OS セレクタから "VALUESTAR Recovery System" を起動。
- MS-DOS から "SYS D:" を実行。
MS-DOS からの起動なので、NTFS 領域が見えない。よって、旧 HDD のリカバリ領域が C:、新 HDD のリカバリ領域が D: として見えている事になる。要は MS-DOS のシステムを転送してここから起動できるようにした訳だ。
そして XCOPY... あれ、ないな。んじゃ XCOPY32... ねぇよ。XCOPY くらい入れておいてもバチ当たらないと思いますが?仕方ないので BartPE で起動して、リカバリ領域をフルコピー (IO.SYS / MSDOS.SYS / COMMAND.COM / DRVSPACE.BIN は除く)。AUTOEXEC.BAT をリネームしたのなら元に戻しておく。
とりあえず、この状態でリカバリはできるようになった。普通であれば、新 HDD のみ接続した状態でリカバリ領域から起動すればいい。しかし、今回はインストールしたソフトウェア等を含めた完全復旧が目的なので、この方法は採らない。
・データ領域
普通に BartPE でフルコピー。
・ OS の復旧
OS は WindowsXP Home なのだが、リカバリは HDD からなので、インストール CD は存在しない。
- 新 HDD をプライマリ - マスタで接続。誤操作による被害をなくすため、あえて旧 HDD は接続しない。
- 手持ちの WindowsXP Home を C: へインストール。
- 最初のファイルコピーの途中で電源断して強制終了。
- 旧 HDD をスレーブに接続。
- BartPE で起動。
- 旧 HDD のシステム領域を新 HDD のシステム領域へフルコピー。
- 電源断。
- IDE ケーブルを元のに変更。
- 新 HDD をケーブルセレクトに変更。
これにて終了っと ... あれ?リカバリ領域から起動できないや。まぁいいか。旧 HDD からシステムフロッピー作っておけば、リカバリ時にフロッピー起動すればいいだけの事だし。
・
PC-Success
あら、破産ですか?つい二ヶ月前に利用したばかりだったのですが (^^;
先日の取引は電源と USB ケーブルでした。電源だけだと送料無料となる金額にわずかばかり達しなかったので、一番安い USB ケーブルを注文したのです。そして荷物が届きました。箱の中には電源だけ入っていました。取引は代引きでしたが、この時全額支払いました。確認のため「USB ケーブル入ってないけど?」とメールを出したら 「入荷待ちのため後日お送りします」 との事でした。確かに後日 USB ケーブルは届いたのですが、荷物が 2 度に分けて送られて来たことになります。これで送料無料だったら赤字ですよね (^^;
以前は、
こんな事 (クレーム (その2)) もありました。あの時はあえて店名を明かしませんでしたが、もう時効ですよね (^^;