ブレッドボードで作る CE-124

カセットインターフェイス CE-124 をブレッドボードで作ってみようという記事です。

シリアル I/F を持たない機種では、カセット I/F がパソコン等との唯一の通信手段になりますが、困った事に CE-124 は今では入手難となっています。CE-126P は入手できても高価だったりします。ポケ POWER + が入手できれば、それが一番いいのですが...。



部品表

ブレッドボードで CE-124 を構築するにあたって必要な部品は次の通りです。

部品 規格 数量
積層セラミックコンデンサ 0.1μF (100nF) 5 または 3
4.7nF (4700pF) 1
抵抗 100kΩ 1
22kΩ 1
10kΩ 2
6.8kΩ 1
1kΩ 1
680Ω 1
ダイオード 1N4148 3
3.5Φ モノラルケーブル 1
ハーフサイズブレッドボード (S)AD-101 または EIC-3901 を推奨 1
ジャンパーワイヤ 適宜
ジャンパーケーブル 適宜

See also:

※モノラルケーブルを切断して使う場合には出来上がりのケーブル長が 1/2 になる事に注意してください。


回路図


組み立て

組み立て方です。5 穴ブレッドボードと 6 穴ブレッドボードの配線例を示します。抵抗の足が細い場合には接触不良を起こすので、できれば 6 穴のブレッドボードを使って下さい。

  1. 3.5Φモノラルプラグのケーブルを 2 本用意します。QI コネクタを圧着するとスマートですが、ジャンパーワイヤを切断してハンダ付けしても構いません。
  2. ブレッドボードにジャンパーケーブル/ジャンパーワイヤを配線します。左側にあるのは EAR と MIC のケーブルです。右側はポケコンのペリフェラルコネクタに接続するためのジャンパーワイヤです。信号名の記載のないものは未接続ですが、リボンケーブル状にまとまっているジャンパーワイヤを使うと接続の際に便利です。12本目 (茶色) のケーブルは接続しなくてもまず問題ないので、省略しても構いません。
  3. 抵抗を挿します。抵抗値に注意してください。
  4. ダイオードを挿します。向きに注意してください。
  5. コンデンサを挿します。容量に注意してください。
  6. SHIELD に繋がる配線と部品は省略する事ができます。

実際に 6 穴ブレッドボードで配線したものです (SHIELD の線を実装したものとオミットしたもの)。

ペリフェラルコネクタの #8~#11 は使われていないので、そこへ L チカ用の LED を仕込んでもいいかもしれませんね。


使い方

ブレッドボードの 7 列目に EAR、19 列目に MIC のケーブルを接続して使います。

BB CE-124 パソコン
EAR ヘッドホン端子
MIC マイク端子

ジャンパーワイヤは上から順にポケコンのペリフェラルコネクタに接続します。12番目の線はポケコンの底面キャビネット (SHIELD) に接続します。

BB CE-124 ポケコン
ジャンパーワイヤ #1~#11 ペリフェラルコネクタ
ジャンパーワイヤ #12 底面キャビネット (SHIELD)

CE-124 の実機ではコネクタの裏側に接点があり、これが底面キャビネット (裏蓋) または底面キャビネットの内側に貼られたシールドと接触しています (画像は CE-126P のものです)。

要はこんな感じで接続します。

See also:


組み立て (その2)

常用する場合にはユニバーサル基板に移設すると便利です。追加で必要となる部品は次の通りです。

部品 数量
ブレッドボードユニバーサル基板 1
3.5Φ ステレオミニジャック 1
L 型ピンヘッダ 1 (11P)

モノラルケーブル直付けは強度的に問題がありそうなのでステレオジャックを追加してあります。

配線材としてジュンフロン線を使っていますが、AWG22 か AWG24 の単線を使った方がいいと思います。

ポケPOWER+ と同じ仕様なので COMMON 35S35M2-15 が使えます。

基板の切り欠きは PC-E500 系に対応させるためです。PC-E500 の下のツラに合わせてみたのですが、もう一つ上にズラして PC-12xx シリーズの上のツラに合わせた方がバランスがよかったかも...この辺は実際に作ってみないとわからないものですね。

基板に LED とか AC アダプタ用のジャックを載せるつもりがないのなら、横一文字にカットした方がスマートでいいと思います。

See Also:


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