[Additional]

Icon	コントロール	ユニットスコープ	DocWiki (ja)	DocWiki (en)
	TAniIndicator	FMX.StdCtrls (XE4 またはそれ以前は FMX.Controls)	[DocWiki]	[DocWiki]
	TArcDial	FMX.StdCtrls (XE4 またはそれ以前は FMX.Controls)	[DocWiki]	[DocWiki]
	TCornerButton	FMX.StdCtrls (XE4 またはそれ以前は FMX.ExtCtrls)	[DocWiki]	[DocWiki]
	TSpeedButton	FMX.StdCtrls (XE4 またはそれ以前は FMX.Controls)	[DocWiki]	[DocWiki]
	TCalendar	FMX.DateTimeCtrls (XE4 またはそれ以前は FMX.ExtCtrls)	[DocWiki]	[DocWiki]
	TCalendarBox (XE6 以降のコンポーネントパレットにはありません)	FMX.DateTimeCtrls (XE4 またはそれ以前は FMX.ExtCtrls)	[DocWiki]	[DocWiki]
	TCalendarEdit (XE6 以降のコンポーネントパレットにはありません)	FMX.DateTimeCtrls (XE4 またはそれ以前は FMX.ExtCtrls)	[DocWiki]	[DocWiki]
	TDateEdit (XE6 以降)	FMX.DateTimeCtrls	[DocWiki]	[DocWiki]
	TTimeEdit (XE5 以降)	FMX.DateTimeCtrls	[DocWiki]	[DocWiki]
	TClearingEdit (XE7 以降のコンポーネントパレットにはありません)	FMX.Edit	[DocWiki]	[DocWiki]
	TComboEdit	FMX.Edit	[DocWiki]	[DocWiki]
	TComboTrackBar	FMX.Edit	[DocWiki]	[DocWiki]
	TNumberBox	FMX.Edit	[DocWiki]	[DocWiki]
	TSpinBox	FMX.Edit	[DocWiki]	[DocWiki]
	TDropTarget	FMX.ExtCtrls	[DocWiki]	[DocWiki]
	TImageViewer	FMX.ExtCtrls	[DocWiki]	[DocWiki]
	TPlotGrid	FMX.ExtCtrls	[DocWiki]	[DocWiki]
	TMagnifierGlass (XE4 以降)	FMX.MagnifierGlass	[DocWiki]	[DocWiki]
	TCameraComponent (XE4 以降)	FMX.Media	[DocWiki]	[DocWiki]
	TMediaPlayer (XE3 以降)	FMX.Media	[DocWiki]	[DocWiki]
	TMediaPlayerControl (XE3 以降)	FMX.Media	[DocWiki]	[DocWiki]
	TBannerAd (XE6 以降)	FMX.Advertising	[DocWiki]	[DocWiki]

処理中を表すインジケーターです。Enable プロパティを True にするとアニメーションが開始されます。

インジケーターの種類は Style プロパティで変更できます。

• aiLinear
  バーがクルクル回ります。
• aiCircular
  円がクルクル回ります。

ダイヤルのコンポーネントです。マウスで回転させる事により、Value プロパティの値 (Single) を変化させる事ができます。

値の範囲は -180 ～ 0 ～ 180 で、増分はFrequency プロパティで指定できます。例えば Frequency プロパティに 1 を指定すると 0, 1, 2, 3...のように値が変化します。

VCL の TSpeedButton と同等です。但し Glyph プロパティを持たないので、画像付きのボタンではありません。

See Also:

• 7.画像付きのボタンは？ (FireMonkey Tips)

VCL の TCalendar または TMonthCalendar と同等です。FirstDayofWeek プロパティでどの曜日を週の先頭にするかを指定できます。WeekNumber プロパティを True にすると年を通しての第何週であるかを表示できます。

See Also:

• FireMonkey コンポーネントの設計 (DocWiki)

VCL の TDateTimePicker と同等です。カレンダーをドロップダウンして日付を選択できるコントロールです。日付をキーボード入力する事はできません。

VCL の TDateTimePicker と同等です。カレンダーをドロップダウンして日付を選択できるコントロールです。日付をキーボード入力する事も可能です。

コントロールをクリックすると日付ピッカーを表示するコントロールです。ShowCheckButton プロパティを True にするとチェック印を、ShowClearButton プロパティを True にするとクリアボタンを付けられます。 TodayDefault プロパティを True にすると今日の日付をデフォルト表示します。

コードで日付を変更するには Date プロパティまたは DateTime プロパティに日付を設定します。

上下ボタンで時刻を設定できるコントロールです。UseNowTime プロパティを True にするとリアルタイムな現時刻を表示しますが、時刻の変更はできなくなります。

コードで時刻を変更するには Time プロパティまたは DateTime プロパティに時刻を設定します。

ボタンの角を変更できるボタンです。Corners プロパティでどの角を処理するか指定できます。角の処理スタイルは CornerStyle プロパティで指定します。角の処理半径は、XRadius 及び YRadius プロパティで指定します。

Width と Height を同じにして (正方形にして) XRadius / YRadius を Width と Height の半分に指定する事により、簡単に丸いボタンを作ることができます。

"Corner" と名前が付いていますが、Sides プロパティでどの "辺" を処理するのかを指定する事も出来ます。

オブジェクトをドロップできるコントロールです。ファイルのドロップの場合、Filter プロパティでドロップできるファイルをファイル名や拡張子でフィルタリングする事ができます。ドロップしようとしているオブジェクトは OnDragOver イベントハンドラで処理できます。ドロップされたオブジェクトは OnDropped イベントハンドラで処理できます。

以下は Explorer からドロップされたファイルのフルパス名を Memo1 に表示するサンプルです。

procedure TForm1.DropTarget1DragOver(Sender: TObject; const Data: TDragObject;
  const Point: TPointF; var Accept: Boolean);
begin
  Accept := True;
end;

procedure TForm1.DropTarget1Dropped(Sender: TObject; const Data: TDragObject;
  const Point: TPointF);
var
  FileName: string;
begin
  for FileName in Data.Files do
    Memo1.Lines.Add(FileName);
end;

画像を表示できるコントロールです。コントロールサイズよりも画像の方が大きい場合、マウス / タッチ操作によるパニングが可能です。Bitmap プロパティに画像を指定します (画像には BMP / JPEG / GIF / PNG / TIFF 等が使えます)。BestFit() メソッドを呼ぶと、画像サイズをアスペクト比を保ったままコントロールサイズに合わせる事ができます。背景は透過しません。

背景を透過させるにはカスタムスタイルを作成して操作します (バージョンによってやり方は異なります)。

テキストをクリアするボタンを持ったエディットコントロールです。TEdit をダブルクリックして TClearEditButton を付けても同じです。

VCL の TComboBox と同等です。テキストをキーボード入力可能なコンボボックスです。リスト以外のものをドロップダウンしたいのであれば、TEdit をダブルクリックして TDropDownEditButton を付けます。

See Also:

• TComboBox - FireMonkey Components [Standard] (FireMonkey Tips)

値を入力したり、ドロップダウンしたトラックバーで値を変更できるコントロールです。値の下限と上限は Min / Max プロパティで指定します。増分は Frequency プロパティで指定できます。

値を入力できるコントロールです。値の下限と上限は Min / Max プロパティで指定します。値 (Value) の種類は ValueType で変更できます。小数点位は DecimalDigits プロパティで設定できます。また、コントロールを左右または上下にドラッグすると、値を自動的に増減させる事ができます。

ドラッグ時に増減させる値は VertIncrement / HorzIncrement プロパティで指定します。ドラッグでの値の増減を行わないようにするにはこれらのプロパティに 0 を設定します (古いバージョンでは 0 を指定できません)。

グリッドを表示するコントロールです。グリッドの大きさは Frequency プロパティで指定します。

VCL の TSpinEdit に似たコントロールです。値を入力したり、左右のボタンで値を変更できます。値の下限と上限は Min / Max プロパティで指定します。増分は Frequency プロパティで指定できます。値 (Value) の種類は ValueType で変更できます。小数点位は DecimalDigits プロパティで設定できます。

See Also:

• FireMonkey のヒントとこつ (DocWiki)

拡大鏡コントロールです。

カメラコントロールです。

プロパティ:

• Kind (TCameraKind)
  カメラの種類を指定します。恐らくモバイル環境でしか機能しません。
• FlashMode (TFlashMode)
  フラッシュのモードを指定します。Public プロパティなので [オブジェクトインスペクタ] では指定できません。
• FocusMode (TFocusMode)
  フォーカスのモードを指定します。Public プロパティなので [オブジェクトインスペクタ] では指定できません。
• TorchMode (TTorchMode)
  ライト (トーチ) のモードを指定します。Public プロパティなので [オブジェクトインスペクタ] では指定できません。
• Quality (TVideoCaptureQuality)
  カメラの画質を指定します。Public プロパティなので [オブジェクトインスペクタ] では指定できません。

なお、TCameraComponent は XE4 以降ですが、XE3 でも TVideoCaptureDevice を使えばカメラを使う事ができます。

See Also:

• FMX.Media.TVideoCaptureDevice (DocWiki)
• ビデオ キャプチャ (DocWiki)
• CameraComponent で使われているカメラを切り替える (Windows) (Delphi Forum)

メディア再生コントロールです。音楽や動画のファイルを再生する事ができます。FileName に再生したいファイル名をセットし TMediaPlayer.Play() で再生できます。

メソッド:

• Play()
  FileName プロパティにセットされたファイルを再生します。
• Stop()
  再生しているメディアを停止します。再生位置は保持されるため、停止状態で Play() メソッドを呼ぶと続きから再生されます...つまり、名前は Stop ですが "一時停止 (Pause)" の動作となります。本当の意味での停止を行うには、Stop() メソッドで停止後 CurrentTime に 0 をセットします。

プロパティ:

• CurrentTime
  再生位置です。TMediaTime 型のプロパティです。読み書き可能なプロパティなので、再生位置の取得だけでなく、再生位置の指定も可能です。
• FileName
  再生するメディアファイルを指定します。
• State
  再生状態です。TMediaState 型のプロパティです。
  • Unavailable
    メディアが指定されていません。
  • Playing
    メディアを再生中です。
  • Stopped
    メディア再生を停止中です。
• VideoSize
  ビデオの解像度です。TPointF 型のプロパティです。
• Volume
  メディアの音量です。Single 型のプロパティです。

See Also:

• FireMonkey でのオーディオ/ビデオ (DocWiki)

TMediaPlayer 用の表示コントロールです。動画の表示に使います。MediaPlayer プロパティに TMediaPlayer を指定します。

モバイル用の広告コントロールです。

See Also:

• モバイル アプリケーションへの広告機能の追加 (DocWiki)