(07/12/01 ~)

07/12/06

Release Notes for RAD Studio November Update
 CodeGear の RSS フィード (CDN Feed) によれば、早ければ 12 月にもアップデートがあるようで。ちなみに、この記事はフライングらしく、"Page Not Found" となっており本文自体は読む事ができない。

 "November" のものが "December" に出てきたという事は、"何らかの事情で 11 月に間に合わなかった" と考えるべきだろう。"12 月に リリースされる" のが確定ではないにしろ近日中にアップデートがリリースされるのは濃厚のようだ。ネーミングに違和感があるのだが、これが "小規模アップ デートだから" というのは考えにくい。何故なら、Update 2 も小規模アップデートだったにも関わらず Update 2 という名前が付いたからだ。ひょっ とすると MS のように月次アップデートをリリースする気なのかもしれないが、現物が出てこない事には想像の域を出ないままだ。

 "November Update" が Help Updete1 を指すのであれば、非常にがっかりなのだが...。

旧 Delphi FAQ
 "旧サイト上の Delphi FAQ を掲載致しました" で既報の通りですが、古い FAQ が掲載されました。Delphi 新規ユーザでとっかかりが掴めないでいるユーザには朗報かもしれませんね。


07/12/11

IME の罠
 最近ちょくちょく"左 Alt + Shift" で中国語 IME にスイッチしてしまう。Delphi で矩形選択を使う場合にはこの罠によくハマる。これを回避するには

  1. IME の設定
  2. [詳細なキー設定] タブ
  3. [キーシーケンスの変更] で "入力言語間" を "割り当てなし" にする。


07/12/19

CodeGear RAD Studio 2007 December Update
 リリースされたようです。スタートメニューの [アップデートの確認] からはアップデートが表示されなかったので、手動インストール。今回のアップデートには Update 3 が必須となっているようです。アップデート内容はこちら。今回のアップデートには "/upgrade" オプションは必要ないのかな?どこにもそういった記述はないし。

 XP でアップデートを行うと 20 分程度で済みますが、Vista の場合だと UAC をオフにしていてもアップデートに数時間掛かります。アップデートが正常に終了するとバージョンが "11.0.2902.10471" になります。

 なお、Delphi 2007 のアップデートに関する情報は "Delphi 2007 for win32 と Windows Vista" の [Delphi 2007 のアップデートモジュール] にまとめてあります。

CodeGear 製品で作成されたアプリケーション用ロゴ
 IBConsole を Delphi 2007 でビルドできるように修正していたトコロなので丁度いいや...今度のリリースの時には付けておこう。

CodeGear NewsGroup(JP)
 古い記事が消え始めたようだ。2007/06/25 以前の記事を読むことができなくなっている (Web 版でも同様)。delphi.japanese の記事はローカルに保存してあるのでいつでも読む事ができるのだけれども。

かもすぞ
 明日で最終回のようですが、すっかりかもされております。早くガチャガチャをコンプリートせねば...。


07/12/26

消せないフォルダ
 HDD を整理していたら消せないフォルダが見つかった。フォルダ名が PRN...おいおい誰だよ、こんな名前でフォルダ作ったのは。

 XP であれ Vista であれ、Explorer からは "PRN" なんてフォルダは作れないのだが、何故かアプリケーションからは作ることが可能だ。"CONCON 問題" でググると分かると思うが、

 という名前のファイルやフォルダを作ってはいけない。

 もう知らないヒトが多いと思うので補足しておくと、古の MS-DOS ではリダイレクトという機能を使って入出力先を変更できまして、例えば

dir c: > dir.txt

 なんてやると、ディレクトリ一覧をファイルに出力する事ができました...これがリダイレクトです。そして、

dir c: > PRN

または

copy dir.txt PRN

 こんな事をするとディレクトリ一覧がプリンタへ出力されます。

 つまり、これらの名前はデバイス名として予約されている訳でして。Windows も途中まではこれらデバイス名と同じ名前のファイル/フォルダを普通に 作れたのですが、問題が多かったと見えて、現在ではファイル/フォルダ名をデバイス名として予約されている名前にする事ができなくなっています。

 さて、これら消せないファイルはどうやって削除するかと言いますと、CreateFile() API でおなじみの "\\.\" というのをファイルパス名の頭に付けてやればいいのです。

[ディレクトリ]

RMDIR /S \\.\(フルパスディレクトリ)

[ファイル]

DEL \\.\(フルパスファイル名)

 コマンドプロンプトからいずれかを実行すれば "デバイス名として予約されている名前の付いた消えないフォルダ / ファイル" を削除する事ができます。

消せないフォルダ (その 2)
 Vista に於いて、VistaPE (WinPE 2.0) をテストしたフォルダが消えてくれない。アクセス権がないと言う。どうやら "mount\windows\system32\wbem" 等は "Trusted Installer" が所有権を持っているようだ。

  1. (念のために) マウント解除しているのを確認する。
  2. 所有権をログイン中のユーザ (Administrator 権限あり) に変更。
  3. ログイン中のユーザのアクセス権を "フルコントロール" に変更。
  4. ちまちまと削除。
 ...これってアンインストーラなんかで "Trusted Installer" が所有権を持つフォルダを解放しないまま放置したら、PC に詳しくないヒトには消せないんじゃ?"Trusted Installer" 所有権の PRN ってフォルダなんて作れた日にゃ、それこそ...(以下略)。


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