端末
Appmethod 無償版で作れるのは以下を満たす Android 端末用のアプリケーションです。
- Android 2.3.x (Gingerbread) または 4.x 以降 (Ice Cream Sandwich / Jelly Bean/ Kitkat)
- NEON (Advanced SIMD) 対応の SoC / CPU (NVIDIA Tegra2, SPEAr1310, SPEAr1340 を除く ARMv7 以降の SoC)
- スマートフォン (タブレット等は除く)
- ディスプレイの対角線が 6 インチ以下
これらの要件を満たすスマートフォンを持っていれば話は簡単ですが、持っていない、或いは持ってはいても電話としてメインで使っているので開発用に使えない等の理由があれば新規に購入する事となります。
海外から輸入した SIM フリー端末は技適を通っていないものがあり、実際にスマホとして使うと法律違反になる事がありますのでご注意下さい。また、中華スマホ等の場合には ADB ドライバがなくて困る事がありますのでご注意下さい。
誤解を招きそうですが、画面 6 インチ以下の実機を必ず持っていなければならない訳ではありません (HDMI 出力可能なスマホの扱いとかがややこしくなりますし)…ただ、
- 無償版では任意の解像度のアプリケーションは作れない
- Android エミュレータは使いものにならない程遅い
- デバッグするには実機でやるのが簡単
上記理由で実機があった方がいいというだけです。6 インチ云々の制限はあくまでも "ターゲットとなる端末" の話です…まぁ、「実機もなしにどうやって画面レイアウトを確認するつもりなんだ?」って事なんですけど。
端末が NEON に対応しているかどうかは CPU-Z 等のアプリをインストールして調べてもいいのですが、ADB 接続して
とするのが簡単です。
Microsoft Windows [Version 6.1.7601]
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C:\>adb shell
shell@android:/ $ cat /proc/cpuinfo
cat /proc/cpuinfo
Processor : ARMv7 Processor rev 1 (v7l)
BogoMIPS : 531.66
Features : swp half thumb fastmult vfp edsp thumbee neon vfpv3
CPU implementer : 0x41
CPU architecture: 7
CPU variant : 0x0
CPU part : 0xc05
CPU revision : 1
Hardware : tcc8920st
Revision : 2000
Serial : 0000000000000000
shell@android:/ $ exit
exit
C:\>
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CPU architecture 欄が 7 以上で、Features 欄に neon が含まれていると Appmethod で作成したアプリが動作する事になります (スペック的には)。
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