ボタンを押すと動画が再生されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ガリレオ IDE を旧 IDE 相当のレイアウトにするには (Delphi 2010 以降)

 動画再生の妨げになるので、変則スタイルの記事です。

 Delphi 2010 またはそれ以降では "コンポーネントツールバー" が存在するので、旧 IDE に限りなく近いレイアウトにする事が可能になっています (画像は Delphi XE のものです)。

[Delphi XE7] [Delphi XE6] [Delphi XE5] [Delphi XE4] [Delphi XE3] [Delphi XE2] [Delphi XE] [Delphi 2010]

 旧 IDE ソックリにできるのは Delphi 2010 またはそれ以降なのですが、"コンポーネントツールバー" がなくても構わないのならば Delphi 2005 ~ Delphi 2009 でも似たような事が出来ます (画像は Delphi 2007 のものです)。

[Delphi 2009] [Delphi 2007 / R2] [Delphi 2006] [Delphi 2006]

 "コンポーネントツールバー" がないので、代わりに "ツールパレット" を左ペインにドッキングさせてあります。なお、Delphi 2010 またはそれ以降でも "ツールパレット" は健在ですので、両方表示させる事も可能です。

 ちなみに、旧 IDE はこんな感じでした (画像は Delphi 7 のものです)。

[Delphi 7 / 7.1] [Delphi 6] [Delphi 5] [Delphi 4] [Delphi 3 / 3.1] [Delphi 2]

 参考までに "誰得" な、初代 Delphi のスクリーンショットです。

[Delphi 1]

動画について

動画でやってる事

  1. プロジェクトを作ってみる。
  2. 「埋め込みウィンドウがウゼー!」
  3. "デスクトップスピード設定" ([表示 | デスクトップの配置] でも同じ) で、"Classic Undocked" を選択。
  4. 大体同じになった。けど、まだまだ。
  5. "構造ウィンドウ" を "コードエディタ" 左端にドッキング。
  6. "オブジェクトインスペクタ" を "オブジェクトインスペクタ" の下右端タブにドッキング。
  7. "オブジェクトインスペクタ" を左側へ移動。
  8. "コードエディタ" も併せて移動。
  9. "モデルビュー" タブを隠す。
  10. "データエクスプローラ" タブを隠す。
  11. タブを上に表示するようにする。
  12. ツールバーアイコンを旧 IDE のように配置。
  13. "コンポーネントツールバー" を旧 IDE のように配置。
  14. "現在のデスクトップ配置を保存" ボタンを押下 ([表示 | デスクトップの配置 | 保存...] でも同じ)。
  15. "TEST" というレイアウト名で保存 (名前はもちろん任意です)。
  16. あ、微調整終わってなかった (w。
  17. "TEST" というレイアウト名で上書き保存。
  18. [ツール | オプション] の "▶環境オプション▶VCL デザイナ" にある "埋め込みデザイナ" のチェックを外す。
  19. IDE を一旦終了。
  20. IDE を再起動。
  21. はい出来上がりっ♪

レイアウトファイルの保存先

 Delphi のバージョンによって多少異なります。

バージョン パス
Delphi 2005 %ProgramFiles%\Borland\BDS\3.0\Bin
BDS 2006 / Turbo Delphi 2006 %ProgramFiles%\Borland\BDS\4.0\Bin
Delphi 2007 / R2 %AppData%\Borland\BDS\5.0
Delphi 2009 %AppData%\CodeGear\BDS\6.0
Delphi 2010 %AppData%\CodeGear\BDS\7.0
Delphi XE %AppData%\Embarcadero\BDS\8.0
Delphi XE2 %AppData%\Embarcadero\BDS\9.0
Delphi XE3 %AppData%\Embarcadero\BDS\10.0
Delphi XE4 %AppData%\Embarcadero\BDS\11.0
Delphi XE5 %AppData%\Embarcadero\BDS\12.0
Delphi XE6 %AppData%\Embarcadero\BDS\14.0
Delphi XE7 %AppData%\Embarcadero\BDS\15.0

 レイアウトファイルの拡張子は *.dst で、レイアウト名がそのままファイル名になっています。また、ツールボタンのレイアウトや、"埋め込みデザイナ" の設定はレイアウトファイルに含まれません。

 XE2 以降で FireMonkey アプリケーションを作成する場合には "埋め込みデザイナ" でないとフォームを編集できない事に注意して下さい。

その他の情報


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