SHARP CE-125(S) に関する記事です。
CE-125(S) はプリンタ/マイクロカセットレコーダーです。CE-125 と CE-125S は基本的にカラーリングが異なるだけです。標準価格は 36,800円でした。
各部名称は次の通りです。謎コネクタに有用な使い道はありません (CE-125S に謎コネクタはありません)。
付属品と消耗品の品番は次の通りです。
製品 | 品番 | 備考 |
AC アダプタ (付属) | EA-23E | 8.5V 350mA センターマイナス DC プラグ (内径: φ2.1mm、外径: φ5.5mm) |
Ni-Cd バッテリー (付属) | P-05-F4K3 4/500RS |
4.8V 500mAh |
カセットコード (付属) | 3.5mm モノラル。 | |
マイクロカセット (1 巻付属) | MC-60 | 60分テープ。 |
感熱紙 (3 巻付属) | EA-1250P | 57mm x 18mm (外径) コアレス 5 巻セット |
CE-125(S) 用のマイクロカセットテープは 60 分タイプ (MC-60) を使う事になっています。マイクロカセットテープの現行品はオーム電機の TS-3047 しか存在しないのですが、CE-125(S) で使うと早送りがうまくいかなかったりするのでオススメしません。
できるだけ他社のデッドストックや中古を入手する事を推奨します。OLYMPUS の XB60 では早送りの問題は発生しませんでした。
CE-125(S) は 58mm 幅の感熱紙に対応しているため、普通に売られている幅 58mm の感熱ロール紙を直径 18mm 以下に巻き取って使えば OK です。ロール紙カバーを開いたまま運用するのであれば、直径 30mm のものも使えます。
直径が大きいロール紙は、使っていくにつれて径が小さくなるので、ケースと同じサイズになった所で給紙不良に陥ります。
給紙不良を回避するには、画像のように単三電池か単四電池を突っ込んでおけばいいです。
テープ操作ボタンの使い方は次の通りです。
記号 | ボタン | 機能 |
⏹ | 停止/イジェクト | 他のボタンが押されている時に押すとその動作を停止する。 他のボタンが何も押されていない時に押すとカセットをイジェクトする。 |
⏩ | 早送り | テープを早送りする。 最後まで送っても自動的には停止しないので、停止ボタンを押す必要がある。 |
⏪ | 巻き戻し | テープを巻き戻す (早戻りする)。最後まで 戻しても自動的には停止しないので、停止ボタンを押す必要がある。 |
▶ | 再生 | テープを再生する。リモートスイッチが ON の場合には、CLOAD / CLOADM を待機する。 |
⏺ | 記録 | テープに記録する。このボタンを押すと再生ボタンも同時に下がる。リモートスイッチが ON の場合には、CSAVE / CSAVEM を待機する。 |
PRINTER と書いてあるプリンタスイッチを ON 側にすると使えるようになります。紙送り (ペーパーフィード) キーを押すと 1 行分紙送りします。
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