(08/06/01~)

08/06/17

TEAD ver2.24
 リリース。

・フルスクリーンモードに遷移するとファイルのドラッグ&ドロップ機能が無効になってしまうバグを修正。
・IME変換周りを見直し。
・細かな修正。

 フルスクリーンの件はポカです。IME 云々ですが、事項で詳しく述べます。"細かな修正" というのは "Delphi for PHP 2.0" 対応です。

IME 再変換
 MS-IME の再変換機能は、"前候補/変換/(次候補)" キーで対応するのであれば、MSIME.TLB は必要ない。GetPhonetic() を使って、任意の文字列を再変換 (漢字文字列をよみがな文字列へ変換するとか) でなければ、Word 98 の CD は要らない。ただ、Yahoo! オークションで安く売られているので、MSIME.TLB の為だけに一枚確保するのもテではある。MSIME.TLB の価値を知っているヒトなら...?

 さて、再変換。要はWM_IME_REQUESTに応答すればいい。wParam に IMR_RECONVERTSTRING が飛んできたら、それが再変換キーが押された時。以前の ATOK は IMR_RECONVERTSTRING ではなく、

MSGNAME_ATOK_RECONVERT := RegisterWindowMessage('Atok Message for ReconvertString');

 で返る "MSGNAME_ATOK_RECONVERT" を処理しなくてはならなかったけれど、ATOK 2008 (ATOK 21) 等、最近の物は MS-IME 同様 IMR_RECONVERTSTRING を処理すればいい事になっている。

前後フィードバック変換 (MS-IME) / 前後参照変換 (ATOK)
 これも IME 再変換と同じ...ほぼ同じロジックで、wParam に飛んできた IMR_DOCUMENTFEED を処理するだけ。

Vista の IME
 IME 周りを半年程ホッタラカシだったのは、Vista のせい。

 TEAD に前後フィードバック変換 / 前後参照変換を組み込んだのだけれど、XP では OK なのに、MS-IME と Vista の組み合わせでのみ動作しない。ATOK 2008 と Vista の組み合わせでも OK なので、処理が間違っている訳ではないようだ。ちょっと調べてみたら、

 という事のようなので、ANSI 系の Imm 処理が一部オミットされていても不思議じゃないんだよなぁ...残りの可能性としては "僕がとんでもない勘違いをしている" ってのがあるんだけどね。

 XP で CUAS を ON にして前後フィードバック変換をやったら、MS-IME の種類によって前後フィードバックができるものとできないものがある。秀丸なんかだと IME がなんであれ、Vista で普通に前後フィードバック変換できているので、やはり "Imm エミュレーションでは ANSI 系の Imm 処理が一部オミットされている" に一票。

 Imm をバリバリ活用していたヒトには Vista は鬼門なのかも。Imm で出来てたのに、TSF になるとできない処理もあるみたいだし (代替手段がない...だからエミュレーションもできないのかも)。


08/06/25

TEAD ver2.25
 事後報告ですが、08/06/19 にリリースしました。

・既に TEAD が起動した状態で SendTo すると TEAD がフリーズするバグ (v2.24 で発生)を修正。
・細かな修正。

 バグは最適化の際のミスですm(_ _)m

何かイロイロ。


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