ポケットディスクドライブ SHARP CE-140F に関する記事です。
SHARP CE-140F のスペックは以下の通りです。
項目 | 備考 |
モデル | CE-140F |
製品名 | ポケットディスクドライブ |
メディア | 2.5 インチディスク (片面 64K バイト) |
電池 | 単三電池 x 5 (7.5V) |
外部電源 | AC アダプタ EA-160 8.4V 1.0A センターマイナス DC プラグ (内径: φ2.1mm、外径: φ5.5mm) |
アクセサリ | AC アダプタ (オプション): EA-160 2.5 インチディスク (オプション): CE-1650F |
消費電力 | 2.5W |
サイズ | 118mm (W) x 145mm (D) x 39mm (H) |
重量 | 650g (電池込み) |
価格 | 49,800円 |
発売年 | 1987 |
SHARP CE-140F の対応機種は以下の通りです。
※国内販売機種のみ。実行専用機を除く。
ポケコンのペリフェラルポート (11ピン) に接続して使います。
新しいディスクは INIT "X:" で初期化して使います。ディスクには表裏がありますので、それぞれで初期化する必要があります。
CE-140F で使える命令一覧です。
命令 | 書式 | 機能 |
CHAIN | CHAIN "装置名:ファイル名" [, {行番号 | "ラベル"}] | 装置名で指定された装置に記録されているプログラムを読み込み実行します。 |
CLOSE | CLOSE [#ファイル番号, #ファイル番号……] | ファイルを閉じます。 |
COPY | COPY "装置名1:ファイル名1" TO "装置名2:ファイル名2" [,A] | ディスクなどに記憶されている内容を別または同じディスクなどにコピーします。 |
DSKF | (1) DSKF(n) (2) DSKF "装置名:" | ディスクや RAM ファイルの未使用領域の大きさを求めます n=1 (ディスク), 3 (RAM ファイル E), 4 (RAM ファイル F) |
EOF | EOF(ファイル番号) | ファイルの終わりを検出します。 |
FILES | FILES ["装置名:[ファイル名]"] | 指定したファイルのファイル名と属性を表示します。 ファイル名にはワイルドカード * と ? が使えます。 |
INPUT# | INPUT# ファイル番号, 変数名, 変数名, …… | ファイルの終わりを検出します。データを指定した変数に読み込みます。 |
INIT | (1) INIT "装置名:" (2) INIT "装置名:?K" | ディスクや RAM ファイルをプログラム・データファイルとして使用できるように初期化します。 2 番目の書式は RAM ファイル用で、? には領域の大きさをキロバイト単位で指定します。 |
KILL | KILL "装置名:ファイル名" | ファイルを消去します。属性が P のファイルは消去されません。 |
LFILES | LFILES ["装置名:[ファイル名]"] | 指定したファイルのファイル名と属性をプリンタに印字します。 |
LOAD | LOAD "装置名:ファイル名" [,R] | BASIC プログラムを読み込みます。 R を指定すると、プログラムを読み込んだ後、先頭行より実行します。 |
LOAD M | LOAD M "装置名:ファイル名" [,ロード番地] | 機械語プログラムを読み込みます。 ロード番地を省略すると、SAVE M 命令で指定した番地に読み込みます。 |
LOC | LOC ファイル番号 | ファイル中での論理的な現在位置を求めます。 |
LOF | LOF ファイル番号 | 指定したファイルの大きさを求めます。 |
MERGE | MERGE "[装置名:] ファイル名" | 計算機内のプログラムに、指定したプログラムファイルの内容を併合 (合成) します。 |
NAME | NAME "装置名:旧ファイル名" AS "新ファイル名2" | ファイルの登録名を変更します。 |
OPEN | (1) OPEN "装置名:ファイル名" FOR モード AS #ファイル番号 (2) OPEN "[COM:]通信速度, パリティ, ワード長, ストップビット数, コード体系, 区切りコード, テキスト終了コード [, XON, シフトコード]" (3) OPEN | データの入出力を可能にします。 モードは INPUT, OUTPUT, APPEND の 3 種類から指定します。 書式 (2)、(3) はシリアル入出力装置に対して使用します。 |
PRINT# | PRINT # ファイル番号 , {式 | 文字列} [{ , | ; }{式 | 文字列}] [{ , | ; }] | 指定された変数の内容をファイルに書き込みます。 |
SAVE | SAVE "装置名:ファイル名" [,A] | BASIC プログラムを記録します。 A を指定するとアスキー形式で記録します。 |
SAVE M | SAVE M "装置名:ファイル名" ,開始番地, 終了番地 [, 実行開始番地] | 機械語プログラムを登録します。 |
SET | SET "装置名:ファイル名" , 属性 | ファイルの属性を設定または解除します。 属性は "P" (プロテクト) または " " (スペース) で指定します。プロテクトされたファイルは KILL 命令で削除できません。 ファイル名にはワイルドカード * と ? が使えます。 |
CE-140F を使うにあたって有用だと思われる情報です。
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