- 表です。
- 左右のコネクタカバーを外します。システムバスのコネクタは手前にスライドさせるようにして外します。
- ひっくり返して電池蓋を外します。
- 背面カバー (底キャビネットユニット) の 6 本のネジを外します。
- オレンジの部分にある爪で固定されていますので、まずは下の 3 箇所を外します (①)。ハードカバー用の溝を観察すると爪の掛かっている場所を見つけられます。
- 左右のツメ (②) は側面から精密マイナスドライバーを差し込む事で解除できます。先程外した下側を開くような感じで精密マイナスドライバーを差し込むとパカッと外れます。一度でも開けてしまえばスパッジャーの尖った方を突っ込めば開くと思います。
- 左右のツメが外れたら軽く開いてやると割と簡単に上側の爪 (③) を外せます。電池の端子は電池ボックス側から押すようにして外してください。
圧電サウンダー (スピーカー) 取り付けたいのだけれど?
一部のポケコンは BEEP 命令が用意されているにもかかわらず、圧電サウンダー (スピーカー) が取り付けられていないものがあります。そんな音の出ない機種に圧電サウンダーを実装する方法は 2 パターンあります。
- 圧電サウンダーのみを取り付ければ完成するもの
- 圧電サウンダーと、発振用の部品を取り付ける必要があるもの
PC-G850V(S) は前者で、取付用のパッドが用意されているため、簡単に取り付ける事ができます。
PC-G850V(S) はケースに余裕があるので、(薄めの)プラスチックケースに入った圧電サウンダーを使うと絶縁の手間が省けていいかと思います。
プラス |
赤 |
BZ+ |
内側 |
マイナス |
黒 |
BZ- |
外側 |
※圧電サウンダの増設にペリフェラルコネクタ (11 ピン) を使う手法はオススメしません。
See also:
油性ペンで名前が書いてあるのだけれど?
PC-G850V(S) は教材として売られていたので、中古で買うと油性ペンで名前が書かれていたりします。G シリーズや U シリーズじゃなくても、ハードケースにボールペンの汚れが付いていたりしませんか?
騙されたと思って消しゴムで擦ってみて下さい。ウエットティッシュ (アルコール入り) で拭いて消しゴムで擦ってを根気よく繰り返すと大体落ちます。消しゴムは MONO がオススメです。
シンナーやうすめ液、除光液等の有機溶剤を使うと筐体が傷んで白く曇ったりまだら模様になったりします。商品価値が落ちますので、ヤフオクやメルカリに出品する際は有機溶剤を使うのはやめておきましょう。
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