(2014/09/01~)
2014/09/15

個人事業主

今月から個人事業主になったのでバタバタしています。

僕程度の技量でフリーランスを名乗るのはおこがましいので "フリー竹槍" くらいにしようかと思っちょります (w

デジタルディバイド

作業場は実家です。まだちゃんと片付けていないので雑然としています (w

実家は国道沿いにあるのですが通信環境が貧弱です。恵まれているといえば、実家のすぐ傍に NTT の局舎があるので線路長が最短 (Web で計測しても 250m) である事ですが、光回線が来ていません。損失が少ないので ADSL でもいいような気がするかもしれませんが、ここにはフレッツモアしか来ていません。モアちゃんですよ、モアちゃん。12M の ADSL です。いくら伝送損失が皆無だとはいえ 12M の ADSL に 6,000円以上も払う気にはなれませんでした。

ちょっと田舎に行けばこんなもんですよ。人口カバー率は何の目安にもなりません…都会の常識は田舎の非常識なのです。これは 2014 年の話ですヨ?Yahoo!BB が幅をきかせていた 10 年前の話ではありません。

…それはさておき、それなりに高速な回線がないと仕事になりません…ケーブル TV も来ていませんしね。そこで目を付けたのが WiMAX でした。

WiMAX (HUAWAI HWD15)

実家が WiMAX エリア内だったのでサクッと契約。WiMAX ならば、外出の際にも持ち出す事ができるというメリットもありますし、転送量で速度制限が掛かる事もありません。

電波強度はイマイチでしたが、実測してみると 14M ありました。

http://kakaku.com/bb/article/wimax/speed/
回線種類:UQ WiMAX
測定機器:Wi-Fi WALKER HWD15
下り速度:14.0Mbps (13,991,462bps)
上り速度:1.1Mbps (1,087,389bps)

クレードル (HWD15PUU)も購入。クレードルには有線 LAN コネクタがあるため、ハブさえ繋げば複数のネットワーク機器から利用可能です。実測で 14M あれば、場合によっては光回線を複数人で同時に使うよりも高速な事があります。

注意点ですが、クレードル利用時は省電力モードをオフにしておいた方が良いでしょう。省電力モードがオンの場合、無通信状態がしばらく続くと省電力モードに入ってしまうようです。PC の場合、この状態から復帰するには無線 LAN アダプタの ON / OFF が必要になるためとても面倒です。

プリンタ

困るのはプリンタ。書類を作成したりする時にはプリンタ…特にレーザープリンタが欲しくなります。ブラザーのインクジェット複合機は持ってきたのですが、FAX として利用するために作業場とは離れた場所に設置する事になりました。ノート PC を持ってきて USB 接続すればいいのですが、面倒なのと印刷品質の面で問題があります。書類等はレーザーの方がいいですからね。

レーザープリンタはおいおい仕入れるとして、当面は PDF プリンタ (CubePDF) で凌ぐ事にしました。PDF で出力し、SD カードや USB フラッシュメモリに保存すれば、セブンイレブンで出力できます。最近は他のコンビニに行っていないのでよく知らないのですが、少なくともセブンイレブンのコピー機は PDF を印刷する事ができます

RAD Studio XE7 と Appmethod 1.15

いずれも 9/2 にリリースされているのですが、忙しくてマトモに調査できていません。Appmethod 1.15 は試してみたのですが、Appmethod をインストールすると XE7 がインストールできません。別の PC や VM でやればいいのでしょうが、とてもそこまで手が回りません。

触ってみたいのはやまやまですが、いかんせん時間が…。

REVEX EXP PT77 (タイマーコンセント)

実家だと、電力に気を遣う必要が出てきます。サーバ等を稼働させると消費電力が (一時的に) 増えるので契約アンペア数を上げました…これは仕方がない。

それとは別に、常に通電している必要はないけれどバッテリーの消耗を考えるとたまに通電しておいた方がいいものがあります。モバイルガジェットとかノート PC とかですね。モバイル機器は PC で充電すればいいのですがメンドイし、PC 周辺がコード類ですんごい事になりますよね。

そこでタイマーコンセント Revex EXP PT77 の登場となります。これを使えば特定の時間のみ電気を供給する事ができます。

  1. PT77 背面のスイッチをお住まいの地域によって変更します。熊本は西日本なので 60Hz 側に設定する事になります。これが正しく設定されていないと通電時間がズレます。
  2. PT77 右側面のスイッチをタイマー側に設定します。
  3. PT77 のカバーを開き、電源を ON にしたい時間にあるボタンを押し下げます。一時間の間に 4 つのボタンがあるので 15 分刻みで ON / OFF できる事になります。画像では AM1:00~5:00 まで通電する設定になっています。
  4. ダイヤルを時計回りに回して現在時刻が矢印の所に来るように合わせます。画像では 21:00 に合わせています。50 / 60Hz 切り替えがある事でお解りでしょうが、停電等があると現在時刻がズレるので、その都度修正してやらなくてはなりません。
  5. PT77 をコンセントに挿し、PT77 のコンセントに電源タップを挿します。本当はタコ足はダメなのですが、そんなに電力を食うものを挿す訳ではないので大丈夫かと思います。

実家はオール電化じゃないので深夜電力は契約していません…なので、深夜に通電するようにしても電気代が安くなる訳ではないのですが、ピークシフトはできるので無駄ではありません。加えてこの方法ならば充電忘れという事もありません。


2014/09/24

PLANEX PL-TAPCHG05-B (USB 充電器)

テーブルタップ (コンセント) に幾つもの USB 充電器を挿すのは見た目もイマイチだし、そもそも間隔の問題でテーブルタップに挿せなかったりします…かといって短い延長コード (100V) を使うとさらにゴチャゴチャしてしまいます。

そして購入したのが PLANEX PL-TAPCHG05-B

他に PowerIQ 対応のインテリジェントな製品もあったのですが、ポートが死ぬ (ヒューズが切れて充電しなくなる) 事があるようなのでやめときました。そんなインテリジェントな機能は要らんのです…Revex EXP PT77 と組み合わせて使うだけなのですから。

購入した後になって「色は白の方がよかったかな?」と思いました。このテの製品はたまに燃えるものがあるのですが、白だと異常発熱した箇所が変色するので判りやすいのです。

それと、100V コードが太いので製品本体の位置が安定しません。僕は 100均で買ったマグネットテープを裏に貼り付けて使用していますが、ガッチリ固定したいのならテーブルタップ用マグネットを使った方が良さそうです。

Desktops (Microsoft Windows Sysinternals)

Windows Sysinternals とは、簡単に言えば Microsoft 謹製のフリーウェア群です。

このサイトでも過去に幾つか紹介していますが、今回は Desktops の紹介です。Desktops は、仮想デスクトップアプリで、ホットキーにより 4 つの仮想デスクトップを切り替える事ができます。

インストーラはなく、適当なフォルダに解凍して実行するだけです。Windows 起動時に常駐させたいのであれば、"Run automatically at logon" にチェックを入れます。

解像度の低いノート PC、或いはプレゼン等で解像度を低く設定せざるを得ない場合に便利です。例えば画面1で Delphi、画面2に PowerPoint をプレビュー状態で実行させておき、ホットキーで切り替える事ができます…もちろん、この際に画面2に切り替えても PowerPoint はプレビュー状態のままで、デザイン画面にはなりません。途中でデモを挟んでも、プレビュー状態の PowerPoint に戻れる訳です…Alt+Tab とは違うのだよ、Alt+Tab とは!

仮想デスクトップツールはグラボのアプリケーションに (または機能として) 付属している事もありますが、Desktops はグラボに依存しませんし、インストールせずに使えるので借り物の PC でも実行できます。設定はレジストリに格納されてしまうのですが、以下のレジストリファイルを実行すればキレイサッパリ消す事ができます。

Windows Registry Editor Version 5.00

[-HKEY_CURRENT_USER\Software\Sysinternals\Desktops]

プレゼンをよくするヒトは Desktops と、このレジストリファイルを USB フラッシュメモリにコピーしておくといいかもしれませんね。


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