[変更点 (2014/07/26)]

• マルチラインプロパティがあるフォームを開くとおかしくなる問題を修正
• オブジェクトコレクションに対応

[マルチラインプロパティ]
改行のコントロール文字列が含まれているという意味ではなく、

  object AM: TActionManager
    ActionBars = <
      item
        Items = <
          item
            Action = AcExit
          end>
      end
      item
        Items = <
          item
            Action = AcExit
          end>
      end>
  end

　
このような奴です。object～end, inherited～end をオブジェクトブロックとして判定していると、このマルチラインプロパティ中にある item～end で詰みます (end の数が合わない)。プロパティ = <> の "<>" 内は値 (但し物理改行あり)なので、ブロック判定から外さなくてはなりません。

[オブジェクトコレクション]
こんな感じのオブジェクトです。

object オブジェクト名: クラス名 [0]

[変更点 (2014/07/26)]

• 無名オブジェクトに対応した
• inline～end ブロックに対応した
• サブプロパティのマルチラインプロパティに対応した
• パース処理中は砂時計カーソルになるようにした

[無名オブジェクト]
FireMonky のリストアイテムはクラス名はあってもオブジェクト名がありません。RAD Studio / Appmethod の IDE だと、このリストアイテムは [構造] ペインに表示されません。

[サブプロパティ]
ここにマルチラインが来る事があるとは…orz。

prop.subprop.subsubprop = <>

　
ドットはオブジェクト名の規則にないのでロジックが破綻していました。

今回の修正により、

• VCL フォーム (*.dfm) – XE6 サンプルプロジェクト
• FireMonkey フォーム (*.fmx) – XE6 サンプルプロジェクト
• CLX フォーム (*.xfm) – Delphi 7 サンプルプロジェクト

すべてを読み込める事を確認しました (少なくともエラーが出て止まる事はありませんでした)。

# サンプルにはバイナリフォームがいくつか含まれていますが、これはテキストフォーム変換して読み込みました。

[変更点 (2014/07/26)]

• トップノードのドラッグ＆ドロップ操作を禁止した
• ネイティブマニフェストを追加した

トップノード (通常はフォーム) のドラッグ＆ドロップ操作ですが、禁止条件をすり抜けていました。

See Also:
[アプリケーションマニフェスト (VCL Tips)]
http://ht-deko.minim.ne.jp/tech077.html

[変更点 (2014/07/28)]

• *.h を開いてもフォームファイルを自動検索するようにした (D&D / コマンドライン)。

[変更点 (2014/07/29)]

• TPopupMenu を TPopupActionBar で置き換えた。
• VCL スタイルを調整 (視認性の向上)
• 幾つかの機能にショートカットキーを割り当てた
• リファクタリングを行った

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