{ これは Delphi / Appmethod Advent Calendar 2014 の 12/02 分の記事です }
先日参加した 第29回エンバカデロ・デベロッパーキャンプでは派手にやらかしまして、あまりにも申し訳ないので LT でもやろうかと思っていたのですが、枠がいっぱいで参加できませんでした。今回はそのできなかった LT をやってみようと思います…いや、5分でやる訳じゃないヨ? (^^;A
さて、デブキャンでは FT232 の Bit Bang モードを使ったデモをやりました。LED を点灯させたり、逆にスイッチの状態を取得したりするものです。
詳細については Youtube 等で確認してみてください。
[着飾らない IoT (Youtube)]
https://www.youtube.com/watch?v=tSUJARbOlFQ
https://www.youtube.com/watch?v=NFC1doIVcKE
[着飾らない IoT (セッション資料)]
http://edn.embarcadero.com/article/images/44161/c2.pdf
で、今回は LCD (液晶キャラクタディスプレイ) を制御してみます。よく使われる LCD は 16*2 文字で、最小で6本 (4+2) の信号線で制御できます。FT232 は8本コントロールできるので、液晶キャラクタディスプレイも使えます。
配線方法については SlideShare にスライドをアップしてあるので、そちらをご覧ください。
[SlideShare]
http://www.slideshare.net/hideakitominaga31/ft232-rl-lcd
さて、物理的な用意はできましたが、ソフトウェアを用意しなくてはなりません。『昼夜逆転』工作室さんで C# 用の LCD 制御ライブラリが公開されていたので、これを Delphi に移植して使う事にします。
[『昼夜逆転』工作室 ]
http://jsdiy.webcrow.jp/
http://jsdiy.web.fc2.com/ft232_2lcd/
そうすると、こんな感じで表示できるのです。
動画も用意しましたのでご覧ください。
[折角だから別のモノも繋いでみようか (Youtube)]
https://www.youtube.com/watch?v=vQ5c9Q74QAk
LCD に表示するサンプルも公開しておきます。LCD 制御ライブラリの Delphi 版である FT232LCDLIB.pas も含まれていますが、これを使うにはデベロッパーキャンプのサンプルに含まれる "改変版 FTDI Class" が必要です。
Download:
http://ht-deko.minim.ne.jp/software/devcamp_29th_c2_extra_demo.zip <- 今回のサンプル
http://ht-deko.minim.ne.jp/software/devcamp_29th_c2_demo.zip <- デブキャンのサンプル
文字を構成するマトリクスは、多くのポケコンで 5×7、今回使ったものは 5×8 となっています。
以前、液晶キャラクタディスプレイコンポーネント (VCL) を作りましたが、最新版はいずれにも対応しています。
[TLCD5x7]
http://ht-deko.minim.ne.jp/delphiforum/?vasthtmlaction=viewtopic&t=1243.0
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