Value Calc ver 1.60 (2014/02/06)
- 関数が実装された。
- べき乗演算子を追加した (実数式の場合)。
[整数式で使える関数]
Abs(I):I
Ceil(F):I
Floor(F):I
Round(F):I
Trunc(F):I
[実数式で使える関数]
Abs(F):F
ArcCos(F):F
ArcCosh(F):F
ArcCot(F):F
ArcCotH(F):F
ArcCsc(F):F
ArcCscH(F):F
ArcSec(F):F
ArcSecH(F):F
ArcSin(F):F
ArcSinh(F):F
ArcTan(F):F
ArcTanh(F):F
Cos(F):F
Cosh(F):F
Cot(F):F
Cotan(F):F
CotH(F):F
Csc(F):F
CscH(F):F
CycleToDeg(F):F
CycleToGrad(F):F
CycleToRad(F):F
DegToCycle(F):F
DegToGrad(F):F
DegToRad(F):F
Float(I):F
Exp(F):F
GradToCycle(F):F
GradToDeg(F):F
GradToRad(F):F
Int(F):F
Ln(F):F
LnXP1(F):F
Log10(F):F
Log2(F):F
Pi(F):F
Sec(F):F
Secant(F):F
SecH(F):F
Sin(F):F
Sinh(F):F
Sqr(F):F
Sqrt(F):F
Tan(F):F
Tanh(F):F
※()内は引数の型、:に続く文字は戻り値の型を表しています。
(F=実数、I=整数)
例えば、実数型プロパティでシフト演算を行うには Float(2 shl 4) のように Float() 関数を使います。逆に整数型プロパティで実数を扱いたい場合にはTrunc(10 * 1.5) のように Trunc() 関数等で整数値にします。
関数は Delphi-RTL の関数と同じです。Power() がありませんが、べき乗は ^ 演算子として実装されています。整数式の時は XOR の演算子ですが、実数式の場合にはべき乗の演算子となります。
なんでこうなっているのかと言えば、仮引数のパースと構造が複雑になるからです。関数には引数を一つ持つ関数か、引数のない関数 (Pi の事ですが) しかありません。Power() はよく使う関数ですが、引数が二つなので、演算子として実装したのです…インタプリタやコンパイラを作る訳じゃありませんので、この仕様でいいかと思っております。
三角関数の類が使えると、FireMonkey 3D なんかで便利かもしれませんね。
See Also:
[数値計算ルーチン (DocWiki)]
http://docwiki.embarcadero.com/RADStudio/ja/%E6%95%B0%E5%80%A4%E8%A8%88%E7%AE%97%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%B3
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