「多数決の原理」というのがあります.少数派は一般的にいい印象を与えられません.
極端な例では,戦争,第二次世界大戦,あるいは太平洋戦争の時に,戦争反対を言えば,
拷問を受け,平和なこの時代に戦争を唱えると,よくは思われません.
コミュニティの場で「環境を書くべき」と,あまり言うと,なんとなく嫌われているような
雰囲気がそれとなく伝わってきます.
テストした環境を書く,ということは,質問する方だけに言えることではなく,
レスする人にも言えるのではないかと思います.と,今でも思っている私は「少数派」なようです.
これは,トラブルを早く解決するということも当然あります.
しかし,動作環境を書けば,後でそのスレッドを読んだ方の参考にもなります.
検索結果に環境が書いてあれば,「ああ,この環境,バージョンならこの方法でできたのか」
という情報が得られます.
ネット上のコミュニティの場は,多くの場合,相互扶助の場と考えていいと思います.
環境を書くだけでも,その掲示板等を見る方の参考となるわけですから,
「相互」といういことになります.
これは,短いスパン (時間) ではあまり問題とはなりません.Unicode 化されたり,
64 ビットアプリへの以降,FireMonkey 等への移行等の「節目」で重要です.
また,日付も重要だと思います.
釈迦に説法となるかも知れませんが,文書は「いつ,どこで,何を」かが重要です.
もちろん,
「俺が分からないから質問したんだ.俺が解決したんだから,今さら環境なんか必要ないだろう」
とか,あるいは,
「そんなに文句が言いたいならレスしなきゃいいだろうが」
という考えもあります.しかし,それではコミュニティの場が成り立ちません.
大学などでの「教授」では,その代価として授業料を払わなければなりません.
ネットが普及し,タダで情報が入手できる時代になりました.いい時代です.
人から何かを教わったら,そのお礼は,その人だけではなく,そのコミュニティの場で
お返しする.せめて,動作,開発環境ぐらいは書いたらどうでしょう ?
こんなことばかり書いていると,また嫌われてしまうな.ハハハツ
そろそろ,精神的に詰まってきたから夜逃げの準備でもしておきますか.
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