Tiny Basic を動かしてみる

Arduino で Tiny Basic を動かしてみます。Tiny Basic の詳しい情報は Wikipedia でどうぞ



ハードウェア

とりあえず入力には PS/2 キーボードを使い、出力には TV を使ってみます。

この記事中にある二つのハードウェアを用意してください。



ソフトウェア

複数の Tiny Basic 実装がありますが、今回は Half-Byte Tiny Basic 2 を使います。

  1. Half-Byte Tiny Basic 2 を DL します。
  2. DL した ZIP を解凍します。
  3. Arduino IDE メニューの [スケッチ | ライブラリを使用 | Add Library...] にて解凍したアーカイブに含まれる以下の ZIP を指定します。 "TV に接続してみる" で使った TVOut とは違いますので注意してください。この他に、"PS/2 キーボードを接続してみる" で使った PS/2 キーボードライブラリも必要となります。
  4. 念のために Arduino IDE を再起動。
    (ライブラリは "C:\Users\<ユーザ名>\Documents\Arduino\libraries" に格納されます)

後は、HalfByteTinyBasic.ino (Tiny Basic 本体) をコンパイルすればいいのですが、この Half-Byte Tiny Basic 2 には不要な機能がいくつか含まれています。

これのせいで余計なライブラリが必要となり、ハードウェアの敷居も高くしているのでバッサリ削除してください。え?ソース変更するのがメンドイ?そんなヒトは以下にあるソースをお使いください。

Download: HalfByteTinyBasic_mod.zip

接続は以下のようになります。

信号 Arduino ピン
Video (コンポジット) Digital #7
Sync (コンポジット) Digital #9
GND (コンポジット) GND
CLOCK (PS/2 Keyboard) Digital #3
DATA (PS/2 Keyboard) Digital #2
VCC (PS/2 Keyboard) 5V
GND (PS/2 Keyboard) GND

正しくスケッチをコンパイル&転送できたら TV に接続してみましょう。

使っているキーボードはコンパクトな ELECOM TK-FCM077PBK です。

残念ながら Leonardo ではメモリ (FLASH) 不足でスケッチを転送できませんでした。LCD 対応に書き換えてもみたのですが 16x2 LCD では操作に無理がありすぎます。せめて 16x4 LCD が必要かと思います。ポケコンで RUN モードと PROGRAM モードがあった理由が今更ながらに解った気がします (w

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