Windows 10 IoT Core
Windows 10 IoT Core に関する記事です。
Windows 10 IoT Core
Windows 10 IoT Core は小型 IoT デバイス用の OS で、非商用目的であれば無償利用が可能です。
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必要なもの
Windows 10 IoT Core のインストールには、8GB 以上の microSDHC カードが必要です。
推奨されている microSDHC カード
推奨されている microSDHC カードは以下の通りです。
ちょっと情報が古い気がしますが、ハードウェア互換性リストに載っているのはこの二つだけです。
私は以下の micoSDHC カードを使いました。
現在の所、何の問題も起きていないようです。
インストール
Windows IoT Core をセットアップする方法は幾つかありますが、ハードウエアは Raspberry Pi 3 Model B を使用します。
- Windows IoT Core のサイトに行き、[GET STARTED >] ボタンを押す。
- [1.Select your hardware] で Raspberry Pi 3 を選択する。
- [2.Select your installation media] で Install onto my blank microSD card を選択する。
- [3.Select your OS version] で Windows 10 IoT Core を選択する。
- [4.Select your OS version] で [Next] ボタンを押す。
- ページが遷移するので [Download Dashboard] ボタンを押す。
- setup.exe が DL できたら実行する。Windows 10 IoT Dashboard がインストールされる。
- [新しいデバイスのセットアップ] で入力項目を埋める。
- デバイスの種類: Raspberry Pi 2 & 3
- OS ビルド: Windows 10 IoT Core (xxxxx)
- ドライブ: (SD カードのドライブ)
- デバイス名: (任意)
- 新しい管理者パスワード: (任意)
- 管理者パスワードの確認入力: (任意)
"Wi-Fi ネットワーク接続" のチェックは外し、"ソフトウェアライセンス条項に同意する" にチェックを入れて [ダウンロードとインストール] ボタンを押す。
- SD カード消去の警告が出るので [続ける] ボタンを押す。
- Windows 10 IoT Core のダウンロードが行われる。
- ダウンロードが完了すると、IoT Utiliies が管理者権限を要求してくるので、[はい] ボタンを押す。
- OS イメージが SD カードに書き込まれる。
- OS イメージが書き込まれた後にフォーマットするか聞いてくるが、これはフォーマットしてはいけない。[キャンセル] ボタンを押す。
- 指示通り、microSD カードを Raspberry Pi に挿入する。イーサーネットで接続するのを忘れずに。
- 初回の起動。とにかく時間が掛かるので気長に待つ。
セットアップ
- 最低限 USB マウスを接続した状態で Raspberry Pi を起動する。USB キーボードはなくてもどうにかなる。
- 起動が完了した画面。この画面が出ないと何もできない。当方の環境ではこの画面が出るまでに 75 秒掛かった。
- 右上の歯車アイコンを押す。
- [Basic preferences (基本設定)] で、言語とキーボードレイアウトを変更する。
- [Network & Wi-Fi (ネットワークと Wi-Fi)] で、ネットワークを設定。
- [Bluetooth] で、Bluetooth を設定。
- [Cortana] で、Cortana を設定。
- とりあえず日本語化完了。
-
詳細なセットアップはブラウザから行う。http://(Raspberry Pi の IP アドレス):8080 へアクセスすると、Windows Device Portal が開く。
- ID: Administrator
- PASS: (インストール時に設定したパスワード)
- 自身が持つブラウザからは Windows Device Portal へ接続できない。
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