VCL と FireMonkey について

Delphi / C++ Builder には VCL (Visual Component Library) というフレームワークがあります。これは Windows 専用のフレームワークで、Windows API をラッピングしたものです…当然の事ながら、Windows でしか動作しません。

FireMonkey はマルチプラットフォーム用のフレームワークで、Delphi XE2 から実装されました。現在では Windows / OS X / iOS / Android で動作します。

いずれのフレームワークも実態はライブラリであり、ランタイム環境の事ではありません。

Appmethod では FireMonkey フレームワークのみがサポートされます。よって、古い Delphi / C++Builder の VCL アプリケーションを Appmethod でそのままコンパイルする事はできません。


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