Appmethod の価格と RAD Studio の関係は以下のようになります。
Appmethod (ビジネスプラン) |
Appmethod (個人プラン) |
Appmethod (無料プラン) |
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言語 | Object Pascal / C++ | C++ | |
フレームワーク | FireMonkey | ||
ソースコード | なし | ||
プラットフォーム | Windows / OS X / iOS / Android から任意に選択 | Android (6 インチ以下のスマートフォンに限る) |
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価格 | 110,000円 / 1 プラットフォーム / 年 (最大: 440,000円) |
34,000円 / 1 プラットフォーム / 年 (最大: 136,000円) |
無償 |
配布制限 | なし | アプリストア経由のみ | |
購入制限 | なし | 従業員 5 名までの組織または個人 | なし |
RAD Studio との違いは以下のようになります。
ぶっちゃけ Appmethod 有償版を買うくらいなら RAD Studio のほうがいいです (すべてのプラットフォームを対象とするのであれば、RAD Studio の方が安価ですし)。新規購入でオトクなのは以下の製品です (Appmethod 1.14 相当)。
製品 | 言語 | 価格 | 合計 |
・RAD Studio XE7 Professional (ESD) | Object Pascal / C++ | ¥212,000 | ¥212,000 |
・Delphi XE7 Professional (ESD)
・Mobile Add-On Pack for Delphi XE7 Professional |
Object Pascal | ¥120,000 | ¥178,000 |
¥58,000 | |||
・C++Builder XE7 Professional (ESD)
・Mobile Add-On Pack for C++Builder XE7 Professional |
C++ | ¥120,000 | ¥178,000 |
¥58,000 |
アップグレードだともっと安いんですけどね。学生さん向けにはアカデミック版があります (但し、過去のバージョンは貰えませんし、アップグレード優待もありません)。
Delphi / C++Builder 単体製品の Professional 版にはモバイル開発環境は付属しませんので注意してください (モバイルアドオンパックが別途必要)。
RAD Studio | Delphi | C++Builder | |
Object Pascal / C++ (HTML5 Builder も含まれる) |
Object Pascal | C++ | |
Starter | N/A |
・Windows (32bit) ※サブネット内で 5 台まで ※開発したアプリケーションの収益が US1000$ / 年を超えてはいけない ※モバイルアドオンパックは存在しない ※ソースコードが付属しない ※過去のバージョンが貰えない ※コード補完等の一部の機能が使えない |
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Professional |
・Windows (32 / 64bit) ・OS X ・iOS ・Android ※FireDAC / DBX4 はローカル接続のみ (FireDAC C/S パックが追加可能) |
・Windows (32 / 64bit) ・OS X ※モバイルアドオンパックで iOS / Android が追加される ※FireDAC / DBX4 はローカル接続のみ (FireDAC C/S パックが追加可能) |
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Enterprise |
・Windows (32 / 64bit) ・OS X ・iOS ・Android |
・Windows (32 / 64bit) ・OS X ・iOS ・Android |
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Ultimate | |||
Architect |
違いの詳細は "XE7 機能一覧 (Feature Matrix)" で確認してください。また、キャンペーンが行われている事があるのでチェックしておきましょう。
Appmethod の有償版と無償版の違いは以下のようになります。
評価版の場合には新規作成できるパーソナリティ / プロジェクトがこのようになっています。フル機能の評価版なので Object Pascal もありますし、デスクトップアプリも作れます。
評価版の期限が切れて無償版になった場合には C++ パーソナリティ、ターゲットプラットフォームは Android のみになります。フォームのテンプレートも限定され、カスタムサイズが作れなくなります。
最初から無償版しか使う気がないのであれば、Object Pascal (Delphi) 用のファイルやモバイル以外のアプリケーションは作らない方がいいでしょう。評価版の期限が切れた時にコンパイルできなくなったりしたらイヤですからね。
こんな事にならないようにしましょう。
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